ギャザクラ勢がお送りする詩人講座第10回です。
スキルを全て紹介し終えたので、今回からは位置取りやスキル回しなどそれ以外のことに触れていく予定です。
詩人初心者講座10
今回は詩人の位置取りについて触れてみます。
吟遊詩人バトルアクション
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敵との距離
詩人は遠隔DPSなので、射程距離以内であればどこからでも攻撃が届きます。
距離減衰(離れているほどダメージが減る)の仕様もないので、遠くから攻撃するからといってダメージが減るわけではありません。
それらを考えると近接DPSは近くで、遠隔DPSは遠くから攻撃するのが正しそうに見えますが、そうとも限らないんですよね。
この距離の差は被弾のしやすさではなく、役割分担でできていると考えた方が分かりやすいのですが、それには敵の攻撃がどんなものかを把握する必要があります。
まず、敵の攻撃は大きく分けると3種類あります。
・タンクが受けるべき攻撃
・ギミックで避けることが可能な攻撃
・どうしても当たってしまう攻撃
タンクが受けるべき攻撃は敵のAA(オートアタック)だったり、タンクに向けた強大な攻撃などですね。
そのため、詩人が受けてはいけない攻撃とも言えます。
ただこれはタンクがヘイトを取って敵を後ろに向けてくれているので、基本的には当たりません。
次に、ギミックで避けることが可能な攻撃は地面に色が付くAoEなどのことですね。
これは発動前に移動すれば当たりません。
AoEは様々な種類があるので、遠くにいるからといって避けられるというわけではないですし、敵が使ってくる攻撃を把握して適切な位置に移動する必要があります。
そしてどうしても当たってしまう攻撃は全体攻撃や頭割りなどが当てはまります。
つまり、詩人が受ける攻撃(ダメージ)は基本的にこの3番目のみで、タンクがある程度攻撃を引き受けてくれている状態である以上、後はギミックを避けるようにすれば無駄な被弾がなくなるということですね。
そして、これらを踏まえると、遠くで攻撃し続けることが必ずしもいいとは限らないということが分かると思います。
例えば、エウレカのパゴス編でNM(ノートリアスモンスター)と戦っているとなんとなく感じると思いますが、近くで戦った方がいいNMと遠くで戦った方がいいNMが存在しているはずです。
キングイグルーなどは近くで戦わないと広範囲のAoEを避けることができませんし、逆に射程距離ギリギリで戦えば全く被弾しないNMもいます。
詩人は遠隔DPSという名前からつい遠くで戦うものだと思ってしまう人もいますが、詩人の利点は「遠くから攻撃できる」ことではなく「好きな位置で戦える」ことです。
敵のギミックが苛烈でメンバーの誰もが近づけない状態であっても詩人は攻撃を続けることができますし、ギミックを対処するために敵の間近にいても攻撃を続けることができます。
要するに、近接DPSは遠隔DPSより攻撃力が高いがギミックの対処で敵から離れる時があり、遠隔DPSはどんなギミックが来てもずっと攻撃をし続けることができるという違いがあるわけですね。
近接と遠隔で距離感の違いが役割分担だと前述しましたが、このように敵やギミックに合わせて距離を調整するというのが詩人の戦い方となります。
詩人の位置取り
ただ、それだけではイマイチどこにいればいいか分からない時があります。
そこで、もう1つ詩人の位置取りに関して重要な要素があります。
それはヒーラーの近くにいることです。
詩人は自由な位置で攻撃でできる反面、位置によってはヒーラーの回復範囲から外れてしまうというケースがあります。
例えば白魔道士だと、ケアルなどの単体回復の射程距離は30mと詩人より少し長いのですが、範囲回復であるメディカの射程は15mと詩人の半分近くになってしまいます。
ケアルガに至っては回復範囲がたった6mしかないので、ヒーラーから離れてしまうと回復を受けることができなかったり、回復範囲に入れなかったりするということになります。
ヒーラーの立場になって考えてみれば、まず回復するのはタンク、そして全体攻撃を受けたら範囲回復をするとなりますが、これも近くにいないと範囲回復を受けられないわけですね。
その間に追加で被弾するかもしれないですし、詩人に単体回復を送っている間にタンクがピンチになるかもしれないですし、ヒーラーの余計な仕事を増やさないためにも回復範囲からもれていいことはないのです。
とはいえ、フルパーティクラスだとそもそもどこにヒーラーがいるのか分からないなんてことがあると思います。
そんなときは他のメンバーが多い場所へ行けば大丈夫です。
ヒーラーもその集団を回復させようと集団の近くにいるので、結果的にヒーラーに近づくわけですね。
要するに、基本はパーティメンバーの近く、ギミックなどの対処が必要ならその都度距離を取っていくのが詩人の位置取りということになります。
まとめ
・詩人は遠くから攻撃するのではなく自由な距離から攻撃できると考える
・敵や次に来るギミックに合わせて位置を変える
・基本はヒーラーの近くにいる
これらを心がければ大丈夫だと思います。
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