【FF16】クリアの感想 FF16は想いを紡ぐゲーム【ネタバレあり】

FF16クリアしました。

楽しかったです。

基本的にFF14の話題しか書かないブログですが、ほぼ同じ製作陣で作られたので今回はクリア後の感想を書いてみました。

クリア状況としてはサブクエスト・モブハント全てクリアでクロノスが半分くらい残っているという感じで、ゲーム自体は1週目クリアで2週目はまだです。

最近ちょっと忙しいので2週目は気が向いたときにぼちぼち進めようかと考えています。

最終決戦について

それではゲームの感想です。

いきなりアルテマ戦からですが、最終決戦はとても良かったと感じました。

ここは多分サブクエストをたくさんやっているかどうかで印象がけっこう変わる気がします。

サブクエストを重ねるほど、クライヴは多くの想いを背負うことになり、それだけ想いの強さが増すわけで、それが最終決戦につながるわけですね。

最後はクライヴとアルテマのどちらの想いが強いかの戦いとなりますが、その強さの結果が最後の999999パンチなのだと思います。

トドメの一撃が剣じゃなく拳なのか、みたいなところがありますが、あれは拳で倒したのではなく、想いの強さをぶつけて勝ったと考えています。

剣で999999ダメージ出してしまうと想いの強さではなく剣の攻撃力で倒したことになってしまうんですよね。

だから殴るという表現で想いの強さを見せたのではないかと思います。

ただ、そこに想いの強さというのを見いだせないとただの999999ダメージになってしまうわけで、その辺りで評価は変わってしまうかもしれないですね。

結局はここに至るまでにどれだけストーリーに浸かって、それぞれのキャラの想いを見ていったかになるのではないかと思います。

あまり他のゲームでどうだということは言いたくないですが、だいたい最終決戦って主人公とラスボスが対峙して、互いの想いを語ったり、ラスボスをなぜ倒すのが語られたりしますが、正直言うとあまりピンとこないケースもあったりします。

人々の平穏を取り戻すとか、人が生きていく世界にするとか、そういうことが語られたりしますが、クライヴも実は同じような理由なんですよね。

でも今回それが私に刺さったのは、ちゃんと想いを丁寧に描いてきたことと、それを反芻して思い返したことが理由なんじゃないかと思います。

サブクエストは最終的には今まで出会った人々や主要メンバーなど全てに何らかのクエストが用意されています。

そのクエストの人物もそれぞれ自分の想いに従って動いて、同時にクライヴに想いを託すことにもなります。

そうした想いを紡いでいく様がとてもよかったんじゃないかと思います。

同時に、そうした風景を見ながら色々考え事をしたのもよかったですね。

私生活でも色々と思うことがあり、目の前の画面を自分に置き換えて、あの人に対してはどうだろうと考えることで、だからこそゲームの中のクライヴもまた想いを持ったのだと感じたわけです。

想いというのは感じるだけではなく、それに対して考えることもできるので、それらを味わいながら進めたからこのゲームを楽しめたんじゃないかと思います。

ゲーム部分について

褒めるだけではなくちょっと批判的な部分も入れてバランスを取ってみますが、このゲームって良くも悪くも真面目なんですよね。

ミニゲームが一切なく、その他のコンテンツも戦闘のみですし、寄り道や探索要素もモブハントやサブクエストといったメインよりのものばかりだったので、完全な気分転換になりそうなコンテンツが何もなかったというのはちょっとキツイ気がしました。

まあ、ストーリーを重視して世界にどっぷりつかったままクリアしてほしいというゲームデザインだったのかもしれないので、敢えてなのかもしれないですね。

後は冒険感なんですよね。

ストーリー的にしょうがないとはいえ、どうにも新天地に冒険しに行くという感じがなかったので、これは次回作があればというか、第三開発事業本部がFF17を作るんじゃないかと勝手に思っていますが、次は冒険感が楽しめるゲームを期待したいです。

とはいえ、このゲームを作ったのは第三開発事業本部。

らしい演出が随所にあって、感情めちゃくちゃなのに戦わされたりとか、細かい部分が時間経過で変化していったりとか、ポンポンむしりたくなるような雑談とか、そういった部分は良かったですね。

戦闘もよかったです。

オート系のアクセサリは全て外しましたが、召喚獣はFF14で言うところのリキャストタイムの管理と気づいてからは、テイクダウンのタイミングを計算して色々とアビリティを組み立てていくのが楽しかったです。

回避が若干強すぎる気もしますが、これくらいがちょうどいいかもですね。

2週目のあのモードをやればまた感想は変わるかもしれないですし、バトル系の感想はまだちょっと早いと思うのでこのくらいで。

個人的オススメポイント

最後に個人的オススメポイントをまとめて締めたいと思います。

・ジルの渋い声

イムランー!!とかあの辺りです。

・幼少の頃と比べて、ジョシュアの風貌も立ち振る舞いもイケメンっぷりへ変化したところ

セリフもちょいちょい自信を見せるようなところがありますね。

・トルガルのストーリーによって変わる隠れ家での位置

カローンの近くで寝ている時が好きです。

・エグいサブクエスト

まあ、だいたいあの村近くのあの2つのクエストだったりしますが。

あのサブクエストをやらないとあの村でのベアラーの扱いがキツイということがイマイチ伝わらないんですよね。

あと、ベアラーの刻印の設定が分かるのってサブクエストでしたっけ?

なぜ刻印を外せないかもなかなかエグかったですね。

 

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