今回はビエルゴの名前が付く3種類のスキルに注目してみます。
これだけ似たようなスキルがあると、どういう時に使えばいいのか、どういった違いがあるのかがイマイチ分かりづらいと思います。
パッチ4.0で一部仕様が変更されたスキルもあるので、それも合わせて触れてみます。
まずは各スキルの性能からです。
ビエルゴの祝福・技巧・奇跡
ビエルゴの祝福
習得レベル:木工師Lv50
消費CP :24
成功率 :90%
-効果-
インナークワイエットの(スタック数-1)×20+100の効率で耐久を消費して品質を上げる。
使用後、インナークワイエットの効果が終了する。
ビエルゴの技巧
習得レベル:共通Lv51
消費CP :18
成功率 :90%
(マイスターの時は100%)
-効果-
インナークワイエットの(スタック数-1)×10+150の効率で耐久を消費して品質を上げる。
使用後、インナークワイエットの効果が終了する。
ビエルゴの奇跡
習得レベル:マイスターLv58
消費CP :10
成功率 :70%
-効果-
インナークワイエットの(スタック数-1)×15+100の効率で耐久を消費して品質を上げる。
使用後、インナークワイエットのスタック数が半減する。
そして、これを一覧にするとこんな感じです。
名前 | CP | 成功率 | タイプ | 最大威力 | スタック数 |
ビエルゴの祝福 | 24 | 90% | 木工 | 300 | 終了 |
ビエルゴの技巧 | 18 | 90% | 共通 | 250 | 終了 |
ビエルゴの奇跡 | 10 | 70% | マイスター | 250 | 半減 |
まず、ビエルゴ系の主な使い方は、最後のトドメの加工として使うケースがほとんどです。
スキル「加工」の威力は100、ビエルゴの祝福の最大威力は300なので、通常の3倍の量の品質を伸ばすことができます。
しかもグレートストライドと組み合わせると6倍もの威力になるので、一気に数千も品質を伸ばすことができ、HQ品を作れる可能性をぐっと高めることができます。
ただ、ビエルゴ系のスキルを使うとインナークワイエットのスタック数が消えてしまうので(ビエルゴの奇跡は半減)、スキルの仕様の面からもトドメの加工として使うというケースがほとんどです。
3つのスキルの中で最も威力が高いのはビエルゴの祝福なので、主に使用するのはビエルゴの祝福ということになりますね。
ただ、それはインナークワイエットのスタック数を最大までためることができた場合で、スタック数が少ない時はビエルゴの技巧の方が威力は高くなります。
-スタック数による威力一覧-
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | |
祝福 | 120 | 140 | 160 | 180 | 200 | 220 | 240 | 260 | 280 | 300 |
技巧 | 160 | 170 | 180 | 190 | 200 | 210 | 220 | 230 | 240 | 250 |
奇跡 | 115 | 130 | 145 | 160 | 175 | 190 | 205 | 220 | 235 | 250 |
インナークワイエットのスタック数が5の段階まではビエルゴの技巧の方が威力が高くなっています。
ではこの段階まではビエルゴの技巧を使って、それ以降はビエルゴの祝福を使えばいいかというと、そうとも限りません。
FF14のクラフターの加工において最も大事なことは、インナークワイエットのスタック数を伸ばすということにあります。
スタック数が増えるだけで1回の加工の効果がどんどん上がっていくので、わざわざビエルゴの技巧を使ってスタック数を終了させるくらいなら、インナークワイエットのスタック数を伸ばすことを優先させた方がいいわけですね。
じゃあ、ビエルゴの技巧はどういった時に使えばいいのか・・・?
基本はビエルゴの祝福を覚えていない状態で、代わりに使用するというのが主なケースになると思います。
マイスターの時に使えば成功率100%になるので、ステディハンドなしに使えるというのはちょっとした利点ですね。
あとは共通アクションなのでどうしてもアディショナル枠が足りない時にビエルゴの祝福の代わりに使うということも考えられますが、あまり現実的ではないと思います。
それならビエルゴの奇跡を使った方が遥かにいいですね。
ビエルゴの奇跡はマイスターアクションなのでマイスターしか使えませんが、パッチ4.0で仕様が変わったので使いどころが出てくるかもしれません。
マイスターアクションの1種なので本来は仕事唄などと併用すべきなのかもしれませんが、今回は単体で使い道があるかどうかを考えてみます。
まず、最大威力が200→250に変わったので、ビエルゴの祝福ほどではないですが、かなりの高威力で加工ができるようになっています。
そしてポイントは、ビエルゴの奇跡だけはインナークワイエットのスタック数が半減で済むということですね。
例えば、現在はビエルゴの祝福を打っても品質がちょっとしか上昇しないみたいな超高難易度のレシピはまだ登場していませんが、いずれビエルゴ系を2回打つのが当たり前な時代が来た時に役立つ可能性があります。
ビエルゴの奇跡を打ってもスタック数は半減ですむので(ちなみにスタック数11だと6、スタック数10だと5になる)、途中で一度ビエルゴの奇跡を打って、再度インナークワイエットのスタック数を増やしてからビエルゴの祝福を使うというケースも出てくるかもしれません。
また、もう1つのやり方としてはリラックスを使うということですね。
ビエルゴの奇跡を打った後はもう加工をしないはずなので、インナークワイエットのスタック数が無駄になってしまいます。
リラックスはインナークワイエットの効果を終了させる代わりにCPを回復させることができるので、回復したCPを使って作業を強化することが可能です。(ちなみに、スタック数6でCP45、スタック数5でCP39回復します)
ステディハンド2
倹約加工
倹約加工
倹約加工
グレートストライド
ビエルゴの奇跡
リラックス
(工面算段2)
模範作業3
模範作業3
模範作業3
みたいなことができるわけですね。
ビエルゴの奇跡であっても充分HQ率100%にすることができて、それだとちょっと工数が足りないなという時に使える手段だと思います。
そのため、
・ビエルゴの祝福が一番威力が高いため、基本はこのスキルを使う
・ビエルゴの技巧はビエルゴの祝福を習得していない時などに使う
・ビエルゴの奇跡はビエルゴの祝福でなくても加工が足りる時に、作業を強化する手段として使う
というのが、これら3種類のビエルゴアクションの使い方だと思います。
コメント
ビエルゴの奇跡→技巧と連続で使うのも選択肢に入るかもしれませんね
祝福の24CP300上昇と比べると10+18の28CP消費450上昇で対CP比が優秀、技巧はマイスターなら成功率100%なのでステディが奇跡で切れても大丈夫と強みがあります
まあそもそもマイスターなら唄を使えばいくらでもHQに出来るって言ったらおしまいですが
確かにそのコンボもありですね。結果的にはビエルゴの祝福よりも威力が大きくなりますし。
あとは耐久の消費を増やしてまで使う価値があるかどうかですが、何千と差が開くわけではないみたいですし、難しいところですね・・・。
実際に使ってみないと役に立つかどうか分かりませんが可能性を感じるようになりましたね
ビエルゴの奇跡は今回の仕様変更でなかなかおもしろいスキルになったと思います。
倹約加工などの新スキルも追加されてますし、新式装備作成のためのスキル回しもいろいろなケースが出てくるかもしれないですね。