FF14クラフターテクニック 堅実の心得と確信

今回は堅実の心得と確信について触れます。

このスキルは使うタイミングが同じなため、よく比較されることが多いです。

そこで能力を比較してどういう状況で使うのがいいかを見てみます。

スキル概要

堅実の心得

彫金師 レベル54で習得
CP20
1ターン目のみ使用可能
残り工数に応じたターンの間、「堅実作業」のCPと耐久の消費を0にする

確信

調理師 レベル54で習得
CP6
1ターン目のみ使用可能
耐久を消費して、総工数の3分の1作業を進める

スキル解説

比較の前にスキルの効果がややこしいので、それを解説します。

まずは「堅実の心得」からです。

「堅実の心得」は「堅実作業」とセットで使用するアクションとなっています。

「堅実の心得」が発動している間はどんなに「堅実作業」を使ってもCPと耐久が減りません。

ちなみに、普通に「堅実作業」を使うとこんな感じになります。

堅実作業

CP15
耐久を消費して、工数を40進める

「堅実の心得」の効果が発生している時はCPと耐久が減らないので、効果が切れるまではノーダメージで工数を40ずつ進められるわけですね。

また、「現実の心得」は総工数によって効果ターン数が変化します。

星2(工数1436)で15ターン(全成功で工数600進む)
星3(工数1651)で17ターン(全成功で工数680進む)

工数÷100+1(小数点切り捨て)がターン数になるようです。


次は「確信」です。

スキルの効果は「ピース・バイ・ピース」と同じですね。

FF14クラフターテクニック ピース・バイ・ピース
今回はピース・バイ・ピースです。 ピース・バイ・ピース 甲冑師 レベル50で習得 CP15 成功率90% 耐久を消費して、残り工数の約1/3を進める ピース・バイ・ピースは作業系のアクションですが、他のアクションとは工数の進み方が違います。...

1ターン目しか使えないことと、CPが6であること、成功率が100%であることなど、いくつか違いはあります。

では、上記と同じように星2と3での工数の進み方を見てみます。

星2(工数1436)で工数473進む
星3(工数1651)で工数544進む

「堅実の心得」よりも進める工数は少ないですね。

ただ、CP消費量に対する工数の効率は「確信」の方が上です。

では「確信」がベストかというとそういうわけではないというのが難しいところで・・・。

次はそれぞれの利点を見てみましょう。

各スキルの利点

「堅実の心得」の一番の利点は応用がきくということです。

この「堅実の心得」のターン数は「堅実作業」だけでなく、どんなことをしてもターン数が減っていくのですが、逆に言えば必ずしも「堅実作業」を使う必要がないとも言えます。

例えば、

「堅実の心得」

「ステディハンド」

「ピース・バイ・ピース」

「堅実作業」

「堅実作業」(以下繰り返し)

というようにすれば普通に「堅実の心得」を使うよりも大きく工程を進めることができます。

また、「堅実の心得」のターン数が長いため、途中で品質が高品質以上になることがあります。

その時は「秘訣」を使うことでCPを回復させることができます。

「堅実の心得」のターン数の間に好きなことをしてもいいのがこのアクションの強みです。


一方、「確信」の利点ですが、少ないCPで大きく工数を進められることだと思います。

「確信」を使えば初期工数が3分の1減った状態から始められるので、作業工程が楽になります。

また、成功率が100%であり、どれだけ工数が進むかが確定しているので、マクロに組み込みやすいというのも大きな利点です。

そしてこのマクロに組み込めるかどうかというのが、この「堅実の心得」と「確信」のポイントとなります。

各スキルの欠点

「堅実の心得」の欠点はマクロに組み込むことが難しいということが挙げられます。

上記の「堅実作業」のスキル効果を見ていただければわかりますが、「堅実作業」の成功率は90%です。

つまり、マクロに組み込んだ場合、事故ると(失敗ばかりになると)工数が足りずに失敗する可能性があるのです。

結果が安定しないというのが「堅実の心得」の欠点ですね。

そのため、もしマクロで作る場合はあらかじめ失敗分の余裕をもったスキル回しにしたほうがいいかもしれません。

ただ、そもそもマクロに向いていないアクションとなっています。

途中で「秘訣」を使うなどのアドリブを行うことができるアクションなので、どちらかといえばマクロを使わずに製作する時に使いたいアクションだと思います。

また、もう1つ大きな欠点があります。

それはアディショナル枠を2つ使ってしまうということです。

高難易度製作はアディショナル枠を限界まで使っても、まだ足りないくらい枠が足りないものです。

だいたい必要なものいえば、

「模範作業II」
「リクレイム」
「秘訣」
「工面算段II」
「ビエルゴの祝福」
「コンファートゾーン」
「ヘイスティタッチ」
「ステディハンドII」
「ピース・バイ・ピース」
「倹約」

といった感じになり、どれを切ってどれを追加しようかと悩むことになります。

そんな中でアディショナル枠を2つも使っていられないという事情があるため、「堅実の心得」が使いづらいのです。

あとは何度も「堅実作業」を行うため、製作に時間がかかるという地味に痛い点もあります。


一方の「確信」ですが、目立った欠点はありません。

「堅実の心得」より進められる工数が少ないといったところでしょうか。

あとは応用が利かないため、他のアクションで完成までフォローする必要があります。

各スキルの使い方

「堅実の心得」はやはりマクロではなく、いろいろアドリブを利かせながら使うのがいいと思います。

「ピース・バイ・ピース」を使っても残りターン数は10以上あるので、そこで高品質が2回以上来れば、「秘訣」を使ってCPをほぼ全快させつつ大きく工数を進めることできます。

もし「ピース・バイ・ピース」を使わないにしても、「堅実の心得」と「秘訣」でCP消費量をちょうど相殺できるので、CPが全快した状態で製作を開始することができます。

ただ、「堅実作業」がどれだけ成功するかが分からないので、完成まであとどれくらい「模範作業II」を打てばいいかなど、全体的な完成までの計算をする必要があります。


「確信」は結果が確定しているので、決まったスキル回しをしていく時には相性がいいスキルだと思います。

マクロにも組み込むことができるので、必ず製作に成功することができます。

最近はガーロンド装備など高性能な装備も出現しているので、高難易度でもあってもある程度はマクロで作れるため、アイテムを量産したい時にも向いていると思います。

まとめ

堅実の心得

・CP20

・「確信」よりも進める工数は多い

・効果が安定しない

・応用が利く

・マクロに向いていない

・アディショナル枠を2つ使う

確信

・CP6

・「堅実の心得」より進める工数は少ない

・毎回同じ効果になる

・応用は効かない

・マクロに向いている

・アディショナル枠は1つ使う

簡単に言えば、自分でスキル回しを行っていきたいなら「堅実の心得」、スキル回しが決まっていたりマクロを使ったりするのなら「確信」が向いていることになります。

自分のクラスや状況に合わせて使い分ければいいと思います。

コメント

  1. 匿名 より:

    ピースバイピースを使うのであれば、堅実作業+心得だと工面算段は不要です。

    確信だと工面算段が欲しいことが多く、アディショナルの枠的には一緒と思っています。

    堅実の方が耐久を節約できることもあり、確信+工面より品質も稼ぎやすいですが、欠点はターン数がかかることで、時間当たりの製作数で稼ぐなら確信でしょうか。

    食事込みの製作となると、より差が出ますね。

    • ハチメン より:

      なるほど、勉強になります。
      確かに「ピース・バイ・ピース」を使えば、「確信」の効果に「堅実の心得」を上乗せすることになるので、「工面算段II」を使わなくてもいいくらいになるのですね。
      ただ時間がかかるのというのが難点で、リアル時給で考えるとどちらが得になるかが大事なポイントになりそうです。

  2. 匿名 より:

    私は確信派ですね。
    堅実の成功率は90%ですが失敗が混んで15回中5回失敗みたいなこともあるんですよね。そうなるとどう工数を上げるかを少し考えないといけなくなってしまいます。一方確信は工数を上げる工程を脳死にできるので楽ですね。

    • ハチメン より:

      いろいろな意見ありがとうございます。
      確信の何も考えなくて済むという利点も選ぶポイントになりそうですね。

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