FF14クラフターテクニック イノベイティブタッチ

今回からマイスターアクションにも触れてみます。

マイスターアクションはかなり使いづらいものですが、うまく使えばHQ品を作る強力な手段となります。

1つ1つ覚えていきましょう。

まずはイノベイティブタッチです。

イノベイティブタッチ

マイスター レベル56で習得
CP8 成功率40%
耐久を消費して効率100で品質を上げる。
成功時の追加効果として、「イノベーション」を付加する。

以前の記事で、マイスターアクションはあまり使われていないということを書きました。

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マイスターアクションは「○○の魂」をメインに使用するため、製図をたくさん用意しなくてはならず、なかなか普段の製作に盛り込むのは大変です。

そのため、自分用のガーロンド装備を作るといった、ここぞという時に使うのが主流となっています。

おかげでマイスターアクションを分からない、触れていないプレイヤーも多いと思います。

しかもマイスターアクションは単体ではなく組み合わせて使うものも多いことから、余計に敷居を高くしています。

そこで最初は、マイスターアクションの中でも「イノベイティブタッチ」の解説から始めます。

このアクションは単体で使うことができるので分かりやすく、普段のスキル回しに組み込むことも十分可能だからです。

 

まずは、改めて効果を確認します。

「イノベイティブタッチ」は加工に成功すると、「イノベーション」を付加します。

innovation

イノベーション
彫金師 レベル50で習得
CP18
3ターンの間、加工精度を50%アップする

イノベーションは加工力をアップするアクションです。

50%アップとなっていますが、アップするのは品質上昇値ではなく、加工精度だということがポイントです。

つまり、品質×1.5倍ではなく、加工精度が840→1260になるということです。

【数値例】

Lv20 加工精度 843

インナークワイエット数 品質上昇値

・イノベーションなし

7   727
8   806
9   889

総  2422

・イノベーションあり

7   930
8  1016
9  1102

総  3048

単純に1.5倍の威力になるのではなく、実際はそれより少なめの上昇量になります。

しかし、加工力を上げる大事なアクションであり、ビエルゴの祝福などと組み合わせるとかなりの威力になります。

「イノベーション」のCPは18なので、「イノベイティブタッチ」はそれよりCPが10も少なく、しかも加工まで行えるのです。

マイスターだけが使える強力なアクションとなっていますが、弱点もあります。

成功率が40%とかなり低いのです。

この成功率の低さが問題なのですが・・・他のアクションと比べてみましょう。

全て「ステディハンドII」を使用した状態とします。

CP 成功率 効率 特殊効果
加工 18 100% 100 なし
ヘイスティタッチ 80% 100 なし
イノベイティブタッチ 70% 100 イノベーション付加

こうして見るとイノベイティブタッチがかなり有効に見えますが、そうとも限りません。

品質を上昇させるためには、なるべくインナークワイエットのスタック数を増やすこと、インナークワイエットのスタック数が多い状態で加工することが大事です。

そのため、「イノベーション」を付加するのがいいのか、インナークワイエットのスタック数を増やした方がいいのかを判断する必要があります。

【イノベーションの比較】

・イノベーションなし

7   727
8   806
9   889

総  2422

・イノベーションあり

7   930
8  1016
9  1102

総  3048

差   626

【ビエルゴの祝福の比較】

・どちらもグレートストライドあり

8  4268
9  5059

差   791

インナークワイエットのスタック数が7~9辺りの比較になりますが、ビエルゴの祝福を行った場合、スタック8と9では品質が791の差になります。

スタック数7~9でのイノベーション中の総計は626の差なので、ビエルゴの祝福を優先させた方が品質上昇量は上になります。

つまり、成功率の低い「イノベイティブタッチ」を使うよりかは、成功率の高い加工を行ったほうが、結果的な品質上昇値は上になるとも言えるのです。

しかもこのデータは「イノベーション」付加後の加工に3回共成功したケースの計算です。

加工に失敗したり、3回連続で加工しない場合はこれよりさらに数値は下がってしまいます。

思うより使いどころが難しいスキルだと言えます。

 

では、使いどころはどういった時かを考えてみます。

一番分かりやすい使い方が、製作完了時にCPが18未満・8以上残ってしまうような中途半端に余るときに、ヘイスティタッチと交換で入れるといったものだと思います。

「ヘイスティタッチ」と比べて成功率は10%下がるだけでCPも8ですむので、このやり方ならスキル回しに影響を与えずに組み込むことができます。

ただ、全体的な成功率は下がってしまうので、「イノベイティブタッチ」を使わなくてもHQ率100%にできるのであれば、無理に使う必要はないと思います。

もう1つの使い方は高難易度の時です。

高難易度は作業にも耐久を多く使用するため、残り耐久が少なくなります。

耐久が少なくなると加工回数が減り、インナークワイエットのスタック数も減ります。

スキル回しを考えても、どうやってもHQが100%にならない時に出番があると思います。

1つ1つの加工で品質上昇値を少しでも増やすために、加工しながら数値をあげるイノベイティブタッチが使えるのではないでしょうか。

ただ、このやり方も「イノベイティブタッチ」をわざわざ使うよりかは、作業系のスキル回しを工夫して耐久を増やすことを優先させた方がいいとは思います。

あとのやり方としては、ビエルゴの祝福の直前の加工に「イノベイティブタッチ」を使うなどでしょうか。

どの使い方もかなり限定したものになってしまいますが、ちょっとでも品質を上げるためにはこのアクションを使うか使わないか、いろいろ考えてみるのがいいと思います。

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