最後の機工兵器はブルートジャスティスです。
一発逆転も可能な機工兵器ですが、だからこそ機工兵器の中で一番仕様を理解すべき機体だと思います。
アストラガロス考察 ブルートジャスティス
まず最初にお断りしますが・・・私はブルートジャスティスに乗ったことが一度もありません!
そのため、動画や参戦時の経験などから記事を作成していることをご了承ください。
まずはブルートジャスティスの能力を確認してみます。
HP :150,000
必要CE:50
搭乗数 :1試合2体まで
ブルートジャスティスは機工兵器の中で最強の強さであり、対人、対機工兵器、対オブジェクトなどあらゆるものに対して有効な手段を持っています。
ただ、それだけの強さのためいくつか制約があります。
ブルートジャスティスの使用可能数は1試合につき2体までで、それ以上使用することはできません。
しかも自タワーが壊れた回数だけ使用可能となるので、自タワーが壊れない限り出撃させることはできないのです。
それだけ貴重な機体となっているため、使用には細心の注意が必要です。
-スキル一覧-
キャス | リキャ | EP | 人 | マトン | 機工 | コア等 | |
大火炎放射 | 2秒 | 10秒 | 50 | 8000 | 800 | 8000 | 800 |
ダブルロケットパンチ | なし | 3秒 | 25 | 4000 | 4000 | 4000 | 40000 |
メガビーム | 2秒 | 15秒 | 100 | 12000 | 1200 | 12000 | 1200 |
ブルートジャスティスは何でもできます。
しかし、何でもできるからこそ使い方が難しいと思います。
まず、自本陣がピンチになった時にブルートジャスティスを使うというケースを見かけますが、個人的にはあまりおすすめできません。
さすがにHPフルのオプレッサーが迫っているなら仕方ないですが、それ以外のケースなら敢えて温存するのもいいと思います。
どんなに防衛しても相手のオブジェクトを破壊しないと勝つことはできません。
ブルートジャスティスは逆転するために使うべきです。
運用に関しては後述するので、まずはスキルを確認します。
・「大火炎放射」
実はこのスキル、クルーズチェイサーの「レーザーエックススウォード」と内容がそっくりです。
キャスト・リキャストタイムから威力まで全て「レーザーエックススウォード」と同じとなっています。
ただ、必要EPが半分になり、射程距離が2倍になっているので、「レーザーエックススウォード」の強化版スキルと言えます。
ではどんどん使えばいいかとなると、そうではないですね。
「レーザーエックススウォード」と威力が同じということは、対人と対機工兵器にしか効かないので、オブジェクトに全然ダメージが通りません。
そして何より、クルーズチェイサーの記事で書いたように、「レーザーエックススウォード」だけでは敵歩兵のHPを削りきれないということが大きなポイントになります。
ブルートジャスティスだからといって、全てのスキルで敵歩兵を1撃で仕留められるわけでありません。
HPを減らした敵歩兵にトドメを刺すために、ブルートジャスティスにも護衛が必要なのです。
そのため、「大火炎放射」は周囲の敵を一掃するのに向いていますが、多少のHPが残ってしまうので、なるべく味方歩兵がいる時に使用した方がいいスキルとなっています。
・「ダブルロケットパンチ」
ブルートジャスティスで最も使い勝手がいいスキルとなっています。
消費EPが25で何度でも使え、しかもインスタントで発動しリキャストタイムも3秒、対人も対機工兵器も4000の威力となり、しかも対人にはスタン効果まである。
基本はこの「ダブルロケットパンチ」を中心に技を組み立てていけばいいと思います。
例えば、先ほどの「大火炎放射」も「ダブルロケットパンチ」と組み合わせれば、威力4000+8000=12000となるので、DPSなら倒すことが可能です。
「ダブルロケットパンチ」でスタンし、そこに別のスキルを撃ち込むというのが対歩兵の基本的な戦い方になると思います。
また、ブルートジャスティスがオブジェクトに対し唯一有効なのはこの「ダブルロケットパンチ」です。
オプレッサーのミサイルより射程距離は短い(それでも50m)のでやや近づいて撃つ必要がありますが、リキャストタイムで換算すると、オプレッサーのミサイルと同等の威力となるので、こちらも充分強力なスキルとなっています。
・「メガビーム」
ブルートジャスティス最大の必殺技であり、対人と対機工兵器に12000の威力で攻撃することができます。
遠隔DPSはほぼ一撃、近接DPSとヒーラーはテンション次第で一撃、タンクは生き残るという感じですね。
「メガビーム」の横幅は比較的狭いのですが、射程が70mと相当な長さなので、狭い通路で撃つと一気に複数の歩兵を仕留めることさえ可能です。
機工兵器に対しても有効なので、クルーズチェイサーやオプレッサーが近づいているなら「メガビーム」を撃つのもいいと思います。
ただ、前方攻撃なので狙って当てるのが難しく、慣れないうちは全然違う方向へ撃ってしまうこともよくあります。
また、EP消費量が100と多めなこと、リキャストタイムが15秒と長いことなどがあり、多用することはできません。
確実に当てていきたいスキルとなっています。
ブルートジャスティスの運用
それではブルートジャスティスの運用の仕方を考えてみます。
やはり、逆転のためにオプレッサーの護衛をするというのが一番いいと思います。
このアストラガロスで最も厄介な存在は複数の敵歩兵が固まっている状況です。
こちらが攻めようにもDPSソロなら返り討ちにあいますし、クルーズチェイサーもオプレッサーもすぐに集中砲火を浴びて沈められてしまいます。
ブルートジャスティスはこういった敵の集団を一気に蹴散らすことができる唯一の存在なので、オプレッサーを安全に運ぶためにはブルートジャスティスが通路を切り開いていくしかありません。
ただ、ブルートジャスティスは足元が非常に弱いです。
全てのスキルは前方に向けてのものばかりなので、敵に足元を取られると後退して攻撃するしかなく、余計な時間をかけてしまいます。(他のプレイヤーのブルートジャスティスの動きを見てるとなぜかどんどん後退していってしまうケースを見かけると思います。あれはスキルが原因です)
そのため、ブルートジャスティスの足元に入り込んだ敵歩兵やブルートジャスティスのスキルでHPが大幅に減った敵歩兵を仕留めるために、ブルートジャスティスの護衛も必ず必要です。
つまり、
歩兵 →護衛→ ブルートジャスティス →護衛→ オプレッサー
という形を取って互いに協力していけば、オプレッサーを敵オブジェクトの所へ運ぶことができ、逆転への可能性を作り出すことができます。
敵クルーズチェイサーに対抗するために味方クルーズチェイサーもいればもっといいですね。
なお、ブルートジャスティスそのものでも敵オブジェクトにダメージを与えることができますが、それは余裕がある状態か制限時間がギリギリの時の方がいいと思います。
ブルートジャスティスの「ダブルロケットパンチ」とオプレッサーのミサイルが秒換算で計算した場合、オブジェクトに対して同じダメージである以上、敵を蹴散らす能力を持つブルートジャスティスがオプレッサーを守った方がいいですね。
敵本陣近くで自身の残りHPも少ないならコアに特攻するのもありだと思います。
対人
「メガビーム」などの対抗手段を持っているとはいえ、基本は苦手な相手です。
上でも書きましたが足元に入られると対処に時間がかかり、その間にどんどんHPを削られてしまいます。
基本的には「ダブルロケットパンチ」を撃ってスタン状態にしてから、そこに「大火炎放射」や「メガビーム」を撃てば確実に倒すことができるので、そのコンビネーションを使います。
ただ、逃げながら「ダブルロケットパンチ」を撃つのは難しいですし、「ダブルロケットパンチ」の範囲は3mしかないので外すこともあります。
そのため、周りに護衛がいないなら敵歩兵と距離を取った状態で戦う方がいいですね。
遠隔DPSの射程が25mに対して、「ダブルロケットパンチ」の射程は50mです。
遠くからでも「ダブルロケットパンチ」を放つことができるので、スタン状態にして「大火炎放射」や「メガビーム」を当てていけばいいですね。
敵に囲まれる前に処理をしていくという戦い方が適していると思います。
ちなみに、機工兵器は中央のパワージェネレーターのエリアに入ることができませんが、攻撃は可能です。
「メガビーム」を北側の入り口から撃つことで、うまくいけば中の敵歩兵の数を減らすことができるので、中央奪還の手段の1つとして使うことができます。
対オートマトン
「ダブルロケットパンチ」で威力4000の攻撃ができますが、基本は無視します。
オプレッサーを運ぶ時に余裕があればということになりますが、向こうからやってくる敵歩兵などを先に迎撃することの方が大事なので、優先度は下がります。
「ダブルロケットパンチ」のみ、威力4000の攻撃ができます。
ブルートジャスティスの役割としては、敵兵を蹴散らしてオプレッサーを運ぶことが大事なので、オートマトンの対処そのものは優先度は下がります。
ただ、オートマトンを破壊することでCEを回復できるので、余裕がある時にオートマトンを攻撃し続ければ、結果的には戦線を上げることができ、CEの自己回復も行うことができます。
「ダブルロケットパンチ」の消費EPは25で、オートマトンを倒すためには3発撃ち込む必要があります。(仮に倒しきれなくても減らした割合で回復するので大丈夫)
オートマトンを破壊するとCEを10得られるので、CE25でEP500回復することを考えると、確実にプラスになります。
CEを自己回復できれば、パーティメンバーが水拾い(後述)に行く必要が減り、その分人手を回せるので、状況に応じてオートマトンを破壊していけばいいと思います。
対機工兵器
全スキルが機工兵器に有効ですが、オプレッサー以外は正面切って戦うのは消耗戦になってしまうのであまり良くありません。
基本的には味方護衛が敵機工兵器を破壊して、ブルートジャスティス側はスキルを的確に当てていくしかないと思います。
・クルーズチェイサー
天敵です。
速度はクルーズチェイサーの方が早いですし、リキャストタイム3秒のスキルで言うとクルーズチェイサーの「スピンクラッシャー」は威力6000、ブルートジャスティスの「ダブルロケットパンチ」は威力4000なので、実はクルーズチェイサーの方に分があります。
隣接されると振り切ることはできず、「ダブルロケットパンチ」も当てづらいです。
ただ、「大火炎放射」で威力8000、「メガビーム」で威力12000を与えることができるので、うまく当てればHPを大幅に削ることができます。
しかしブルートジャスティスのHPはなるべく減らしたくないので、こちらから攻め込むのではなく、カウンターとして「大火炎放射」や「メガビーム」を使い、残りを護衛に倒してもらうという形がいいと思います。
・オプレッサー
どんなスキルでも当てやすいので、こちらとしては破壊しやすいです。
後は敵歩兵がどれくらいいるかによってスキルを選択していけばいいと思います。
・ブルートジャスティス
かなり戦いづらいです。
「メガビーム」はどちらも威力12000も食らってしまいますし、近づくことも難しいです。
デスペナルティが少ない味方歩兵にどうにかしてもらうしかないので、ビームを食らわないように気を付けつつ、敵歩兵を倒して味方歩兵へのダメージを少なくして、徐々に相手ジャスティスのHPを減らすしかないと思います。
なお、「メガビーム」はリキャストタイムが15秒もあるので、向こうが「メガビーム」を外してくれるとかなり有利になります。
そのため、ブルートジャスティスと対峙する時は「メガビーム」はカウンターとして使用していくのがいいと思います。
対オブジェクト
「ダブルロケットパンチ」のみ、オブジェクトに威力40000のダメージを与えることができます。
オプレッサーと同等の威力とも言えるので、どんどん削ることが可能です。
ただ、ブルートジャスティスは替えが効かないので、あくまでも最終手段だと思います。
エネルギー補給
ブルートジャスティスはあらゆる攻撃が強いですが、実はガス欠しやすいという欠点を持っています。(前方になかなか出ず、うろうろしているブルートジャスティスを見かけることがありますが、実はガス欠を起こしているのかもしれません)
うまいブルートジャスティス乗りなら10分近く戦い続けることが可能ですが、それを支えるためにはエネルギーの補給が重要です。
「青燐水充填」(CE25消費)によってEPを500回復させることができるので、ブルートジャスティスを出しているパーティのメンバーはCEを見て、水汲み(青燐水タンク拾い)に行った方がいいですね。
ただ、ブルートジャスティスはオートマトンを破壊することでCEを自己回復できるので、CEに余裕があれば別のことをしてもいいと思います。
ブルートジャスティスを出した場合はチャットでCEの補給をお願いしますと言ってもいいですし、各プレイヤーはブルートジャスティスが出撃しているのを確認したら、それが自分のパーティから出ているかを確認して、CEの補給に走るか別行動をとるか判断すればいいと思います。
コメント
マトンにロケパンするのは基本ですそれでエネルギー補給がされます。暇なときはするべきです。しないからエネルギー不足になるんです。基本油を拾う方をほかの作戦に回せます。
あとはビームはジャス対ジャスは後出しが基本です。リキャが15秒を利用して相手が打ったときは受けでできる限りかわし打った直後に打ち込むのです。そうすれば絶対優勢なんですよ。
な、なるほど・・・これは気づきませんでした。
さっそく修正させていただきます。
ビームに関しても追記させていただきますね。
ありがとうございます。