【FF14】ライバルウィングズ「アストラガロス(機工戦)」テンションの仕組み・考え方

今回はライバルウィングズ「アストラガロス(機工戦)」の要素の1つである「テンション」について書いてみます。

アストラガロスについての記事をいろいろと見ているのですが、テンションについて書いてあるケースがあまり見られなかったので、ちょっとまとめてみます。

このテンションという要素、かなり侮れない存在です。

アストラガロス考察 テンション

まず、テンションの効果は以下のようになっています。

・与ダメージと回復魔法の回復量が2%上昇し、受けるダメージが1%減少する。最大10スタックする

つまり、最大で与ダメージ20%アップ、回復魔法の効果20%アップ、被ダメージ10%ダウンの効果を持つということになります。

この数値だけを見ても10スタック持ちのプレイヤーはかなり脅威になることが分かると思います。

例えばDPS同士で考えてみても、タイマン勝負になった場合は既にステータスに差があるのでスタックが多いプレイヤーに勝つことは難しいです。

しかも負けるとテンションのスタックが取られて(後述)、さらに相手は強化されてしまいます。

フロントラインでもテンションが上がったプレイヤーは与ダメージが増加していましたが、アストラガロスはテンションを上げやすくなっているので、フロントライン以上にテンションが上昇しているプレイヤーと遭遇しやすくなっています。

しかもテンションはパーティで共有しているので、目の前にいる敵プレイヤーがいきなり強化されるというケースもあり得ます。

敵が目の前にいるから先制を仕掛けたとしても必ずしも勝てないのがアストラガロスとなっています。

特にヒーラーは非常に脅威です。

今回のヒーラーはかなりタフで、DPS2~3人がかりでもなかなか倒せません。

それが10スタックのヒーラーであればまずムリです。

倒せません。

回復魔法の効果20%アップに被ダメージ10%減まで付いているので、DPS2~3人では削りきることは諦めたほうがいいです。

そうして敵ヒーラーにこだわって長時間戦ってしまうと、2~3/24の戦力がたった1人に注がれ、しかも勝てないということになってしまうので、全戦力で考えるとかなり損なのです。

敵プレイヤーを見かけた時は攻撃を仕掛けて牽制することは大事ですが、そのまま倒しきるのか、無視して他の行動を行うのか、逃げるのか。

相手のテンションを見て、自分の周りに他の味方がいるかどうかで判断しなくてはいけません。

テンションの推移

アストラガロスはフロントラインと比べるとデスペナルティは少なめです。

復活時間は5秒固定ですし、スタート地点へ戻ることにも意味があります。

ただ、敵プレイヤーに倒されてしまうと相手側のテンションを上げてしまうということが問題になります。

そうしてじわじわと相手を強化してしまい、最終的には手が付けられなくなることもあり得るので、結局は無駄死にを避けなくてはいけません。

しかもテンションは1ずつ移動するのではなく、ごっそりと移動することもあるので、テンションの推移には注意が必要になります。

アストラガロスのテンションは倒せば上がるという単純なものではなく、相手のテンションを奪うという仕組みになっています。

例えば、

自分 0 相手 0 →倒す→ 自分 1 相手 0

自分 5 相手 5 →倒す→ 自分 7 相手 3

自分 5 相手10 →倒す→ 自分10 相手 5

という流れになっています。

テンションは倒されてしまうと自身のパーティのテンションが半減し、その減った分が相手のパーティのテンションへ足されてしまいます。

つまり、これもフロントラインのテンションと同じで、テンションが高いほど自身が強化されるが、倒されてしまうとそのリスクも大きいということになります。

そのため、テンションが高い場合はなるべくKOされないように、パーティや複数人での行動をしたほうがいいと思います。

テンションの共有

テンションのある意味厄介な仕様が、テンションはパーティで共有しているということにあります。

ダメなケースで言うと、あまり意味のない特攻を繰り返すような場合ですね。

北側でKOされたから悔しくてまた同じ敵に戦いに行って返り討ちに合う。

そうするとパーティのテンションを色々な意味で下げてしまうことになってしまうので、フロントライン同様に無駄死には避けなくてはいけません。

アストラガロスは個人での行動もかなり有効で、各地でオートマトンを倒したり、スキを見てパワージェネレーターを占拠しに行ったり、いろいろな行動ができますが、半面KOされる危険性は高くなります。

個人行動をするなというわけではないので、テンションを無駄に上下させないためにも(相手にテンションを与えないためにも)、逃げることをちゃんと頭に入れて行動する必要があります。

逆に、自分が敵プレイヤーを倒せなくても、パーティメンバーが敵を倒すことでテンションが上がるという利点もあります。

もちろん自分が活躍して敵プレイヤーを倒していけば、同じように味方のテンションを上げれるので、自分の活躍がパーティの利益につながります。

と言っても、ソロで相手を倒しきれるようなゲームではないので、周りの味方や機工兵器との協力が大事になると思います。

機工兵器への影響

実は、テンションは機工兵器にも適用されます。

これを数値にしてみるとちょっと怖いことになります。

・クルーズチェイサー

レーザーエックススウォード 8000 → 9600

・オプレッサー

超大型ミサイル 200000 → 240000

・ブルートジャスティス

メガビーム 12000 → 14400

テンションのスタックが10だと与ダメージが20%アップなので、各スキルの数値はこうなります。

クルーズチェイサーのレーザーエックススウォードの威力が9600になるので、ちょっとHPが減ったDPSなら一撃死のスキルへと変化します。

仮にHPが満タンでも敵DPSがもう1人いるだけでもう無理です。

普通ならヒーラーの回復が間に合うところが間に合わなくなってしまうので、脅威の存在になってしまいます。

また、オプレッサーの超大型ミサイルの威力も上昇しています。

だいたいオプレッサーが無傷のまま攻撃し続けられるケースはあまりないと思うので、オブジェクトに2、3発ミサイルを撃つのがやっとだと思います。

それでも2発与えるだけで、約40万と約50万の差になるので、これが勝敗を分けることだってあり得ます。

そして、ブルートジャスティスです。

メガビームがDPS一撃だったのが、ヒーラーまで一撃になります。

こちらのテンションが多少高めであってもそれを覆すくらいの威力になるので、テンション10のブルートジャスティスは非常に危険です。(しかも被ダメージまで減少している)

機工兵器はすぐに倒さなくてはいけないので、なかなかテンションを見る余裕はないと思いますが、テンションでどれくらいの攻撃力になっているか把握するのも大事だと思います。

ただ、逆に考えればテンションを奪い返すチャンスでもあります。

機工兵器はHPを回復できず、脱出してもHPが減った状態なので、搭乗者をKOできる確率が非常に高くなっています。

テンションの高い機工兵器は脅威ですが、倒せばテンションを奪えるので、パーティの強化につながります。

逆に自身が機工兵器に乗る時は倒されるとテンションが半減することに注意しなくてはいけません。

テンション主体の戦術

最後にテンションを優先させた場合の戦い方を考えてみます。

・プレイヤー

自身のテンションを維持し、相手のテンションを奪うためにはやはりグループ行動が大事になります。

味方ヒーラーから回復をもらって戦線を維持し、相手を倒していきます。

特に、ソロ行動をするプレイヤーもけっこういるので、そういったプレイヤーを見かけたらすぐに仕留めたいところです。

また、テンションに応じて行動を変えるのもアリだと思います。

テンションが0ならやられても相手にテンションが1しか移動しないので、ややリスクのある行動を取れます。

ソロで行動してもいいですし、スキを突いてパワージェネレーターの占拠に向かってもいいですね。

あるいはテンションを貯めるために味方が多い地点へ移動し、敵プレイヤーを倒しやすい状況で倒すというやり方もできます。

逆にテンションが高いならそれを生かして、機工兵器を出撃させたり、激戦区へ行って戦線を維持したり、ステータスアップの効果を生かした戦い方ができると思います。

・機工兵器

相手のテンションを奪うためには敵を倒す必要があります。

クルーズチェイサーのレーザーエックススウォードは対人にかなり効果がありますが、正直言うとこのスキルだけで敵プレイヤーを落とすことはできません。

アストラガロスに慣れてきたプレイヤーが増えてきたのでなかなか食らってくれませんし、たとえ当てれたとしてもヒーラーがいればすぐに回復されてしまいます。

テンションを奪うためにクルーズチェイサーを使う場合、味方がたくさんいるところへ出撃して、味方のサポートで敵を倒すと考えるのがいいと思います。

そして、テンション奪うマシーンになれるのがブルートジャスティスです。

ブルートジャスティスもオブジェクトに対してかなり有効なので、対人ばかりにつかうのはもったいないのですが、メガビームで敵プレイヤーを仕留めることが可能なので、テンションをごっそり奪うことができます。

そうして敵チームのテンションを合計で何十も奪うことができれば、今後の戦いがかなり楽になります。

被ダメージ減少のバフが消えるので撃破しやすくなり、結果的に敵の機工兵器の弱体化や機工兵器の護衛を倒しやすくなるとも言えるのです。

ブルートジャスティスを出撃するということは戦況は不利になっているということなので、ブルートジャスティスでオブジェクトを破壊するだけでなく、敵のテンションを大きく下げることで、逆転につなげられるかもしれないということですね。

と言っても、ブルートジャスティス自体がかなり貴重なため、この考え方が正しいかは分かりませんが・・・。

対人ばかりに気を取られてブルートジャスティスのHPを減らすのは良くないですが、敵を一掃することでこういった効果もあるということですね。

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