前回はナイトについて書いたので、今回は黒魔道士です。
フィーストでの黒魔道士の特徴はこんな感じです。
・強力な範囲攻撃を持つ
・強力な攻撃を準備するためにスタンスを維持する必要がある
・睡眠を付与して邪魔をできる
・MPをどう消費するかがポイント
解説
スキル
詳しいスキル説明はこちらをご覧ください。
http://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/blackmage/#pvp
-簡易表-
AB・・・アビリティ
FF・・・アストラルファイア
BB・・・アンブラルブリザード
PG・・・ポリグロット
スキル名 | 種類 | 威力 | MP/PG | 効果 |
ファイア | 魔法 | 1250 | MP1000 | FF付与・FF中は与ダメージ10%上昇・BB中は詠唱時間なしで使用可能 |
ブリザド | 魔法 | 750 | - | MP1000回復・BB付与・BB中は魔法のキャスト、リキャストタイム10%短縮・FF中は詠唱時間なしで使用可能 |
サンダー | 魔法 | 500 | MP1500 | 対象に継続ダメージ・サンダー付与した相手に自身から5000ダメージ与えるとサンダーの効果が消え、サンダガ詠唱可能になる |
エノキアン | AB | - | - | エノキアンを30秒継続すると自身にPG付与・エノキアンはFFやBBの効果切れると解除される |
ファウル | 魔法 | 4000 | PG | 範囲威力減衰攻撃・FFとBBの効果が切れていると発動可能 |
スリプル | 魔法 | - | MP1500 | 睡眠を付与 |
迅速魔 | AB | - | - | 次に使う魔法を詠唱時間なしで詠唱することができる |
エーテリアルステップ | AB | - | - | パーティメンバーを対象にして自身を対象の近くまで移動する |
コンバート | AB | - | - | FFまたはBBの効果を解除し自身のHPとMPを25%回復する |
サンダガ | 魔法 | 2000 | - | 対象に継続ダメージ・サンダー付与した相手に自身から5000ダメージ与えるとサンダーの効果が消え、サンダガ詠唱可能になる |
ファイジャ | 魔法 | 2500 | MP2000 | FF及びエノキアンの効果中に発動可能 |
ブリザジャ | 魔法 | 1500 | - | MP2000回復・BB及びエノキアンの効果中に発動可能 |
フレア | 魔法 | 3000 | PG | 周囲威力減衰攻撃・対象に50%ヘヴィ付与・FF付与 |
ブリザード | 魔法 | 2000 | PG | 周囲威力減衰攻撃・対象にバインド付与・BB付与 |
○ファイア、ブリザド
ファイア、ブリザド共に詠唱時間が必要ですが、FF(アストラルファイア)中はブリザドが、BB(アンブラルブリザード)中はファイアが詠唱時間なしで使えます。
つまり、ファイア→ブリザド→ファイア→ブリザドと交互に使えば常に詠唱時間なく攻撃できますし、動きながら攻撃することもできます。
○サンダー、サンダガ
相手に継続ダメージを付与することができます。
ただ、威力300が15秒なので、総ダメージ1500と考えるとあまり大きなダメージでありません。
狙うのは追加効果であるサンダガですね。
サンダガはサンダーを付与した相手に自身が5000以上のダメージを与えると、詠唱可能になります。
サンダガは継続ダメージはサンダーと一緒なのですが、当てた時の威力が2000(サンダーは威力500)となっています。
高威力の攻撃が可能になるので、なるべく狙っていきたい追加効果となっています。
○エノキアン
エノキアンはBB中かFF中に使用可能になります。
リキャストタイムが15秒なので、BBかFF状態になったらすぐに使った方がいいですね。
エノキアンは大きな効果が2つあります。
まずは、ブリザジャとファイジャが使用可能になります。
どちらも高威力の攻撃が可能になるため、火力を出すためにエノキアンの維持が必要です。
そして、エノキアンを30秒維持することに成功すると、自身にPG(ポリグロット)が付与されます。
PGは超強力な攻撃を使うために必要なので、必ず付与を目指します。
○ファウル、フレア、フリーズ、コンバート
PG付与時にはファウル、フレア、フリーズの3種類の攻撃を使うことができます。
使用条件などは以下の通りです。
スキル | 威力 | 追加効果 | 使用条件 |
ファウル | 4000 | なし | FFとBB中ではない |
フレア | 3000 | 50%ヘヴィ | FF中 |
フリーズ | 2000 | バインド | BB中 |
まず、ファウルが最も高威力の4000となっています。
とんでもない威力ですが、発動に少し手順が必要です。
ファウルの発動条件はFFやBB状態でないということなので、これらの効果が切れるまで待つ必要があります。
FFやBBの効果は15秒間なので、意外と長いです。
しかも一度でもFFとBBのスタンスを転換させるとまた15秒待たないといけないので、ファイア系のみを使い続けるか、ブリザド系のみを使い続けるか、かなり我慢が必要になります。
そこで、コンバートを使います。
コンバートはFFやBBの効果を終了させることでHPMP25%分を回復させることができるので、ピンチの時に役に立ちますが、コンバートを使うことでファウルを使用可能な状態へ持っていくこともできます。
ただ、エノキアンの効果も解除されるので、あまりいいとも言えないんですよね(後述)。
PGの付与のタイミングによってはいいと思います。
ちなみにファウルは使用可能状態からファイアやブリザドを使ってFFやBBを付与すると、フレアやフリーズへと変わってしまいます。
ファウルを維持しようとするとほとんどの攻撃を制限されてしまうので、44フィーストのようにバースト狙いでなければ、早めに使って攻撃態勢を整えた方がいいと思います。
また、PGに付与によって、ファウルだけでなくフレアやフリーズのスキルを使うことができます。
これらはファウルより威力は劣りますが、エノキアンの効果が維持されるので、状況に応じて使い分ければいいですね。
追加効果もフレアは50%ヘヴィ、フリーズはバインドなので、こちらも状況に応じて使い分けます。
○スリプル
対象に睡眠を付与します。
消費MPは1500なので、それほど多くはありません。
ヒーラーや自身に向かってくる近接などに使用すればいいと思います。
○迅速魔
次に使う魔法を詠唱時間なしで使うことができます。
スリプル、ファイジャ、フレア、フリーズ、ファウル辺りで使用すればいいですね。
○エーテリアルステップ
いわゆる緊急回避です。
どこか地点を指定して移動するわけではなく、誰か味方キャラを選択してその人の近くへ移動します。
ピンチの時に効果を発揮しますが、なかなか使いこなすのは難しいです。
まず、ピンチの時は焦っているので、どこに誰がいるか把握できない場合があります。
誰かを選択しようとしているくらいなら逃げた方が良かったりするので、瞬時の判断が必要になります。
また、誰かを選択することでしか使えないので、味方全員が近くにいる場合はあまり意味がありません。
ヒーラーは基本的に遠くにいることが多いので、基本はヒーラーを選ぶのが良さそうです。
エーテリアルステップの範囲はけっこう広いので、あらかじめこのスキルで逃げることを想定して攻めに行くというのもいいと思います。
○ファイジャ、ブリザジャ
ファイア、ブリザドの強化版に見えますが、実は意外と厄介です。
まず、ファイアとブリザドは消費MP1000と回復MP1000を交互に繰り返すので、無制限に攻撃を続けることができます。
ファイジャとブリザジャも消費MP2000と回復MP2000となっているので同じように見えますが、追加条件が違います。
ファイジャやブリザジャはFFやBBを付与しないので、交互ループが不可なのです。
つまり、ファイジャはFF中に使える強力な攻撃、ブリザジャはBB中に使えるMPを大きく回復させる攻撃となります。
しかも詠唱時間が必要なので、かなりスキができます。
どちらも強力なスキルとなっているので、残りMPや戦況を見て使っていくことになります。
黒魔道士の立ち回り
○基本
ファイアとブリザドは一度FFやBB付与状態に持っていけば詠唱時間なしで攻撃できるので、基本はこの2つのスキルを使って動きながら攻撃します。
そうして位置を調整しながら、他の強力なスキルを使って攻撃していくことになります。
詠唱時間が必要なスキルはあらかじめスキが出来ることを想定して位置取りを決める、あるいは迅速魔を使うことですばやく発動させる、そういった動き方が必要になります。
また、黒魔道士で一番大事なポイントがPG(ポリグロット)の使い方になると思います。
まず、バースト(瞬間的に火力を重ねて敵を一気に落とすやり方)と相性がいいのがファウルですね。
ターゲットマーカーが付いている敵に合わせて撃つだけで充分ノックアウトを狙うことができます。
しかも範囲攻撃なので、88フィーストのような敵が密集している状況と相性もいいです。
コンバート→迅速魔→ファウルと繋げれば素早く撃つことも可能なので、このスキルでノックアウトを狙っていきたいです。
同じく、フレアやフリーズも強力ですが、こちらは追加効果をメインに考えたいです。
フレアは50%ヘヴィを付与するので、自陣に入り込んだ敵に使うことでダメージを与えつつ逃がさないようにできます。
フリーズはバインドを付与するので、フリーズ→コメテオというコンボが使えますね。
状況に合わせてうまく使い分けたいところです。
○エノキアン
エノキアンは30秒維持するとPGが付与されます。
その時のゲージを見ればわかりますが、実はPGが付与されている状態でもゲージはどんどんたまっていきます。
つまり、PG付与→PGを使用せずエノキアンを27秒維持→フレア→3秒経過でPG付与→フレアというように、PGを使ったスキルの発動をずらすことで連続的に発動させることが可能なのです。
瞬間的な火力を高めることができるので、相手に大ダメージを与えることができるわけですね。
もちろん欠点もあります。
ノックアウトされればゲージは全て消えてしまうので、ためたPGがもったいないという状況になってしまいます。
遠隔は落とされやすいので立ち回りを注意する必要があります。
そして、PGがたまった状態で30秒経過してしまうと、ゲージがたまったままではなくまた最初からになってしまうので、PG1回分が無駄になってしまいます。
連続的に使うためにギリギリまで貯めると何かトラブルがあった時に対処できない場合があるので、ある程度のリスクがある行為になります。
迅速魔もすぐに使うことはできないので、その間に回復されることもありますし、ムリに狙うくらいなら味方の攻撃に合わせてノックアウトを狙っていったほうがいいかもしれないですね。
○ファイジャ、ブリザジャ、サンダガ
黒魔道士の火力を上げるためにはファイジャ、ブリザジャ、サンダガの3つをうまく使いこなす必要があります。
まず、ファイアとブリザドはループさせることでMP消費なく攻撃を続けることができますが、MPは自動回復するので、そのままだとMPが無駄になるわけですね。
そのため、適度にファイジャを撃つことで大ダメージを与えつつ、MPの調整をすることができます。
しかしファイジャばかり使うとMPはすぐに枯渇しますし、BBが付与されないので、効果時間を見てブリザドを使っていくことも大事です。
MPが減ったらブリザジャを使えばいいですね。
しかもブリザジャはファイアよりも威力が高いので、MPを回復しつつダメージ量も多くできます(詠唱時間を考えるとあまり変わらない気がしますが)。
ただ、どちらも詠唱時間が必要なためにスキが出来ます。
88フィーストだとちょっとでもスキを見せると集中攻撃を受けて落とされかねないので、立ち回りには気を付けます。
後はサンダガをどれだけ発動できるかですね。
サンダガは無詠唱・MP消費なしでしかも威力2000とダメージも大きいので、積み重ねれば相当なダメージ量となっていきます。
88フィーストはすぐに敵が逃げるのでなかなか5000ダメージを与えるのは大変ですが、ノックアウトしたい相手に向けて付与して発動を狙っていきたいです。
○攻撃対象
遠くから攻め続けるので、近接やタンクがメインになると思います。
安全を確保しながら高威力の攻撃を与えてヒーラーの疲弊やDPSのノックアウトを狙います。
ヒーラーは時折スリプルで邪魔をしていってもいいですね。
対黒魔道士の戦い方
懐に入られると弱いので、近づいて攻撃していくのがいいと思います。
ただ、敵陣の奥の方にいるのでなかなか狙うスキはありません。
複数のメンバーで攻め込んだり、攻め落とす状況を作りだすことが大事です。
また、黒魔道士と戦う時はあまり味方同士で密着しない方がいいかもしれません。
PGを使うスキルは全て範囲攻撃なので近くにいると被弾してしまいますし、フリーズからのコメテオもあり得ます。
立ち位置にはいろいろ気を付けて戦う必要があります。
アディショナルアクション
MPを回復させるスキルがあるとはいえ、魔気でさらに火力をアップすることは大事です。
ファイジャを連発するだけでも相当なダメージになるので、魔気によってMPの管理を楽にさせます。
もう1つは難しいですね。
耐久力が低いので防御を伸ばす意味があまりないので、集中で確実にファイジャなどを実行したり、疾走で安全を確保したりするのがいいと思います。
PvP特性
火力を上げるために行動速度アップ、与ダメージアップ、MP自然回復アップなどがいいと思います。
後は好みに応じてリキャスト短縮や被ダメージダウンといったスキルを入れればいいですね。
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