【FF14を紹介する】No.9 FF14の戦闘に関する専門用語

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今回はちょっと趣向を変えて、FF14で使われる専門用語について触れてみます。

今回のテーマ 戦闘の専門用語

FF14のようなオンラインゲームはチャットで言葉をやり取りするので、相手に言いたいことがすぐ伝わるように、略語や専門用語を交えることが多いです。

そのため、新規の方はこういった専門用語にいろいろ戸惑ってしまう人も多いのではないかと思います。

だいたいは調べれば意味が分かるのですが、ゲーム中に調べるのも難しい時があると思います。

特に、戦闘中に専門用語が出てくるといちいち調べているヒマがないので、あらかじめ知っておくだけで意思の疎通が楽になるはずです。

今回は戦闘に関するものをだけを集めたので、FF14を始める前にちょっとだけでも見てくれたらと思います。

ロール

まずはロールに関することからです。

そもそもロール自体が何かということなのですが、これはプレイヤーがタンク・ヒーラー・DPSのどれかの役割になるということを指しています。

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それぞれのロールの略語と共に解説します。

・盾(タンク)

盾は一般的には装備品のことを言い、FF14も盾装備はありますが、FF14で盾・盾さんと呼ばれるのはタンクを示しています。

タンクは全ての敵の攻撃を一身に集めるため、そういった呼ばれ方をしています。

タンクの役割は敵のヘイト(次項で解説)を上げて、敵の攻撃をわざと自分に向けるように仕向けることです。

他のクラスと比べてタンクは防御力が相当高く、むしろタンクに攻撃を集めないとパーティが全滅し兼ねないようになっています。

また、ヘイトを集める都合上、ダンジョンなどで先頭を進んでいくのはタンクの役目となっています。

・ヘイト(敵視)

FF14は、敵がどのプレイヤーを攻撃するかの基準をヘイト値によって決めています。

ヘイト値は様々な行動によって上がります。

ヘイトが上がるスキル、攻撃を受ける、回復魔法を使うなどなど。

要は、一番目立った行動をしているプレイヤーが一番ヘイトを集めるわけですね。

タンクは他のクラスと比べてヘイト値を上げやすいスキルをたくさん持っているので、それを駆使してパーティ内で一番ヘイトを集めて、敵の攻撃を自分に向けさせることになります。

そしてヒーラーやDPSは張り切り過ぎてタンクよりヘイト値を集めないように注意しないといけないという仕組みになっています。

・ヒラ(ヒーラー)

ヒーラーはパーティメンバーを回復させる役割です。

余裕があれば攻撃も行います。

ちなみに回復行為も敵のヘイト値を上げるので、心配だからとパーティを回復し過ぎると、敵のヘイトが自分に向いてしまうこともあるので注意です。

・DPS

DPSは「damage per second」の略ですが、この言葉は気にしなくていいです。

簡単に言うとアタッカーであり、敵をせん滅するのが役目です。

DPSも一気に激しい攻撃を行うとタンクからヘイトを奪ってしまうことがあるので、どの敵を先に倒すか、ヘイトをどう分散させるかなどを考えて行動します。

ちなみに、FF14はDPSのことをダメージ量(火力とも呼ばれる)として使うこともあります。

「DPSさん、もっとDPSを出してください」みたいな使い方をします。

・FA(ファーストアタック)

その名の通り、敵への最初の一撃です。

基本はタンクが行います。

これにはいくつか理由があります。

○敵はグループで行動しているため、1匹に攻撃を加えると同時に複数匹で襲ってくるから

○タンクに敵の攻撃を集めるため、タンクがFAした方が都合がいいから

○FAは普通より多めにヘイトが増加するから

そのため、FAはタンクが行うようにし、他のメンバーは釣らない(次項で解説)ように注意する必要があります。

・釣る

敵を引き寄せることを言います。

敵はこちらを感知すると一気に襲ってくるので、敵に近づきすぎると誤って敵を釣ってしまうみたいなことになります。

また、タンクが遠くにいる敵を遠距離攻撃でこちらに引き寄せることや、タンクが敵を別の場所へ移動させることなども釣ると呼ばれています。

・MT(メインタンク)、ST(サブタンク)

8人パーティで戦うコンテンツはタンクが2人いることになります(例外あり)。

もし2人共自分がヘイトを取ろうと頑張ってしまうとボスが行ったり来たりになって、非常に戦闘しづらくなります。

そこで、どちらかがMTとなり敵のヘイトを集める役割になり、STはDPSのような役割を担当することになります。

ではSTはタンクの仕事をしないかというとそうではなく、もしMTがやられてしまったら代わりにMTをすることがありますし、スイッチ(次項で解説)をしてMTを交代することもあります。

ボスが2匹以上出てくることもあるので、Aの敵はMTが、Bの敵はSTがそれぞれ受け持つみたいなことが起こります。

・スイッチ

スイッチはMTとSTを交代する行為のことです。

主に「挑発」というスキルを使用することで自分に敵にヘイトを向けるように仕向けます。

通常のコンテンツではスイッチを行う必要はないのですが、高難易度コンテンツだとどうしてもスイッチが必要なケースが出てきます。

ボスが消せない毒みたいなものをMTにどんどん付加してくるので、ダメージ量がどんどん増えていくためこのままでは耐えられなくなるため、スイッチすることでそれを回避する、みたいな感じです。

MTがやられた時もスイッチする必要が出てくるので、タンクをやる場合は「挑発」を覚えた方がいいと思います。

戦闘中の用語

次は戦闘中に使われる用語です。

・バフ、デバフ

簡単に言うと、バフはいい効果、デバフは悪い効果です。

これは敵にも味方にもどちら側にも使う言い方になります。

敵の攻撃力が上がったから敵にバフがついた、自分の攻撃力を強化したから自分にバフを付けた、そういう使い方になります。

FF14はバフ、デバフ効果が数多く出てくるので、これらを管理するのも大事です。

ヒーラーで言うなら、ボスがバフで攻撃力を強化しているので今の時間は回復を多めにする、味方にデバフがついているのですぐに解除する、みたいな話ですね。

・DoT

DoTは「Damage on Time」の略です。

これは継続ダメージのことですね。

これも簡単に言うと、相手に毒などを付加してじわじわダメージを与える攻撃ということになります。

例えば、この2つのスキルを見比べてみてください。


~ヘヴィショット~

基本威力 150

合計威力 150

~ベノムバイト~

基本威力 100
DoT   40(18秒中に発動6回)

合計威力 340


これは詩人が使える2種類の攻撃方法です。

まず、基本威力というのはその攻撃を当てた時の威力です。

通常の威力はヘヴィショットの方が上ですが、ベノムバイトにはDoTダメージが追加されるので、最終的なダメージはベノムバイトの方が上です。

そのため、敵に効率よくダメージを与えるには、通常の威力だけでなく継続ダメージも含めたダメージ量を考える必要がでてきます。

慣れないうちは分かりづらいと思うので、最初はDoTを切らさないように戦えば大きなダメージを与えられると考えるだけでいいです。

ちなみに、たまに勘違いされるのですが、最終的な威力はベノムバイトが上だからと言っても、ベノムバイトばかり攻撃してはいけません。

DoTは継続ダメージなので、何度も付加させてもあまり意味はありません。

例えば、この2つしか攻撃方法がない場合は以下の様な使い方になります。

ベノムバイト(DoT付加)

ヘヴィショット

ヘヴィショット

ヘヴィショット

(DoTが切れそう)

ベノムバイト(再びDoT付加)

ヘヴィショット・・・みたいな感じになります。

・LB(リミットブレイク)

LBはダンジョンなどのコンテンツで使える強力なアクションです。

初期設定なら、画面の左上にリミットブレイクのゲージがあると思います(パーティ結成時のみ出現します)。

そのゲージがたまると使用することができます。

このアクションの効果はロールによって違います。

タンク・・・パーティメンバーの被ダメージ減少

ヒーラー・・パーティメンバーを回復

DPS・・・敵を攻撃(クラスによって範囲や威力は違う)

基本的な使い方はボスへのトドメとしてDPSが使うことがほとんどです。

近接DPSは単体向き、それ以外のDPSは複数の敵向きになります。

あとはコンテンツやクラスによって少しずつ違いがあるので、徐々に覚えていけばいいと思います。

・AoE

敵が行う範囲攻撃のことです。

hani

↑のように床に範囲が表示されるので、それを避けるということですね。

敵やコンテンツによってAoEの種類は様々なので、これも1つ1つ覚えていけばいいと思います。

・頭割り

FF14には様々なギミックがあり、これも1つ1つ覚えておけばいいと思いますが、その中から他のゲームではあまり見られない要素である頭割りを紹介します。

頭割りというのはパーティメンバーでダメージを分散させることを言います。

FF14には通常の攻撃以外に複数のパーティメンバーで同時に受けることで、ダメージが分散する頭割り攻撃というものが存在します。

たとえば、1人で食らうと2万ダメージになってやられてしまうのを、4人で同時に受ければ1人5千ダメージになって耐えることができるみたいなことですね。

頭割り攻撃は特殊なエフェクトが出るので、それが出たらパーティメンバーがそこに集まるといった行動をします。

ただ、頭割り攻撃はどのボスも使ってくるわけではありませんし、ほとんど攻撃はただの範囲攻撃です。

FF14だから同時に受けると分散するのではなく、そういう攻撃のみ分散できるので注意してください。

・まとめ(まとめる)

FF14のダンジョンの敵はフィールドよりかなり強く設定されているので、たくさんの数を一気に集めてせん滅するのは難しいです。

ただ、徐々にプレイヤーの装備が強化されていくと、同時に複数の敵を相手にしても大丈夫なようになります。

そこで、通常は3匹づつ倒していくのを一気に6匹・9匹と集めていっぺんに倒す行為を「まとめる」と呼んでいます。

タンクが複数の敵をまとめていくので、DPSは範囲攻撃などを駆使して一気に倒すわけですね。

まとめるかどうかはタンクの判断、パーティの装備、コンテンツの種類によって変わってくるので、ヒーラーやDPSはその都度対応することになります。

 

以上がFF14の戦闘に関する専門用語になります。

これ以外にもまだまだ専門用語はいろいろありますが、別に専門用語が分からないからと言ってプレイできないようなゲームというわけではないので、そこは安心してください。

ただ、オンラインゲームは他のオフラインのゲームとは違うところがいろいろあるので、最初は分からないことが多いと思います。

1つ1つ覚えていけば問題なくプレイできるので、この記事にある戦闘の用語をプレイに生かしてくれたらと思います。

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