私はFF14を3年くらいプレイしていて、今も現役でプレイしています。
もっと新規の方を増やしたいと思うのですが、オンラインゲームはなかなか敷居が高くて手が出ないなと感じている人も多いのではないかと思います。
また、FF14の情報を知ろうとして様々なサイトを見ようと考えても、今のFF14の現状を伝えている記事にたどり着くのは難しいのではないでしょうか。
そこで、FF14の現状を伝えることで、少しでもFF14をプレイしようと考えてくれる人が増えればいいと思い、紹介記事を書くことにしました。
どんなことができるのか、どういったプレイヤーがいるのか、そういった様々な面に触れていきたいと思います。
今回のテーマ 後続からの参加
オンラインゲームが他のゲームと比べて敷居を高くしている要因はいくつかあると思いますが、その中でもベスト3に入る理由が「何年も経った世界に入りづらい」というものがあるのではないでしょうか。
オンラインゲームは何年も運営していくため、サービス開始当初からいるプレイヤーや新規のプレイヤーまで様々な人がいます。
例えばFF14はサービス開始してから3年以上が経過しているため(注1)、すでにある程度のコミュニティ(フレンドやフリーカンパニーなど)は出来上がっています。
そういった中に今更入るのはなあと感じてしまう人もいるのではないかと思います。
実際、FF14だけでなく他のオンラインゲームもそういった点を解消するために様々な施策を入れています。
例えばDQ10はLv59になるまで経験値が3倍になる装備を支給して追いつきやすいようにしたり、PSO2では以前のストーリーを一気にスキップした状態で始めるようにしてプレイ時間の短縮を行ったり、ゲームによってやり方は様々です。
もちろんFF14もいろいろな施策を入れているので、それを見ていきましょう。
メンターシステム
FF14にはメンターシステムというもので、ビギナーへの対策を行っています。
メンターというのは条件をクリアした先輩冒険者がなれるもので、ビギナーに解説などを行う役割のことです。
つまり、FF14を長くプレイしているプレイヤーにビギナーへの先生になってもらうというシステムですね。
ビギナーチャンネルという専用のチャット(招待制)でビギナーはメンターにいろいろ質問できたり、メンターと一緒にパーティを組めばレベル20まで経験値が増加したり、ビギナーにとっていろいろやりやすくなる要素が用意されています。
特にビギナーチャンネルでは質問以外に、ダンジョンに向かうためのパーティメンバーを募集することもできるので、そこでビギナー同士で組んでみたりメンターに参加してもらったりすることができます。
その流れでフレンドができればチャットを楽しむこともできますし、また別のダンジョンへ誘っていくこともできます。
ビギナーを募集しているフリーカンパニー(注2)も多いので、新規プレイヤーが他の先輩プレイヤーに話しかけづらいというわけではないと思います。
レベルの上がりやすさ
オンラインゲームが持つイメージの1つに、レベルがなかなか上がらないというものがあると思います。
しかし、最近のオンラインゲームはFF14に限らず、レベルはけっこう上がりやすいです。
特にFF14はかなりレベルが上がりやすく、クエストを順調にクリアしていけば、ほとんどレベル上げの必要なく進められるようになっています。
いま「ファイナルファンタジーXIV」を始めると,イシュガルドに何時間でたどり着けるのか。実際に新規プレイヤーを想定して遊んでみた
こちらのサイトでは、実際に最初からFF14をプレイすれば、どれだけの時間がかかって拡張版までたどり着けるかを試した記事が載っています。
実際ここに書かれてあるように、中盤まではレベル上げの心配をせず、メインストーリーやダンジョンをクリアしていくだけで進められるようになっています。
後半に入ってからも大量に経験値を入手する方法はいろいろ存在しているので、レベル上げだけで何十時間も費やすようなゲームになっていません。
また、まだ予定の段階ではありますが、いずれはレベル1から一気に60に上げるジャンピングポーションが実装されるかもしれません。
『紅蓮のリベレーター』の展望、ジョブ調整の方針、ジャンピングポーション……いま話せることのすべて! 『FFXIV』吉田氏ロングインタビュー
このように新規に対しての施策もどんどん追加されるようになっています。
後続が最前線にたどり着くまで
他にもオンラインゲームの敷居が高くなっている理由はあります。
それは最前線にたどり着くまでに相当な時間がかかるのではないかということです。
確かに時間はかかります。
しかし、FF14にはアラガントームストーンというシステムがあるため、後続のプレイヤーでもその時点の最強クラス装備を入手しやすくなっています。
装備さえ強ければ最前線のコンテンツに参加できるので、結果的に装備を入手しやすいということは最前線にたどり着きやすくなるということになります。
アラガントームストーンはプレイヤーのレベルが60になった時にもらえるもの(注3)で、簡単に言うと装備交換ポイントです。
ダンジョンなどをクリアするとアラガントームストーンを入手することができ、これを一定量ためると強力な装備と交換できます。
まずはこちらの図をご覧ください。
週制限 | 無制限 | 廃止 | |
パッチ3.4 | 聖典IL260 | 伝承IL230 | 禁書IL200 |
パッチ3.3 | 伝承IL230 | 禁書IL200 | 法典IL170 |
パッチ3.2 | 伝承IL230 | 禁書IL200 | 法典IL170 |
パッチ3.1 | 禁書IL200 | 法典IL170 | - |
FF14はIL(アイテムレベル)という仕組みを利用していて、これは装備がどれくらいの強さかが一目でわかるようになっています。
ILが高いほど強い装備ということですね。
図のように、パッチが進むほど強力な装備が登場して、アラガントームストーンが変更されていくようになっています。
例えば、現パッチ最強クラスは週制限で徐々に入手できるようにして、1つ前の装備は無制限で入手できるようになっているわけですね。
この仕様のおかげで、新規プレイヤーだけでなく復帰したプレイヤーも常にそのパッチの最強クラス装備を目指せるようになっています。
レベルがカンスト(レベル60)すればこのアラガントームストーンを入手できるようになるので、途中の装備を更新する必要はなく、一気にスキップして装備を入手できるようになっています。
もちろんこれ以外にも装備の入手方法はいろいろあるので、自分の好きなルートで最前線の装備へ向かうことができます。
まとめ
・メンターシステムで新規のプレイヤーが参加しやすくしている
・レベルが上がりやすいので、経験値集めに明け暮れなくていい
・常に最強クラスの装備を入手できるようになっている
FF14はこのように後続のプレイヤーも参加しやすいように様々な施策を入れています。
オンラインゲームだから敷居が高いということは決してありません。
体験版も用意してあるので、興味を持った方は一度プレイしてくれたらと思います。
注1
FF14は旧FF14と呼ばれるものと新生FF14と呼ばれる2つのバージョンが存在します。これを説明すると相当長くなるのですが、簡単に言うと旧FF14は出来があまり良くなかったため、最初からもう一度FF14を作り直し、出来たものが新生FF14となります。記事でのサービス開始から3年は新生してからの期間となります。
注2
フリーカンパニーは他のゲームだとギルドやチームと呼ばれる存在で、プレイヤー同士で作るグループのようなものです。フリーカンパニーによっていろいろな目的や指針を掲げて活動しています。
注3
アラガントームストーンは現在カンストレベルであるレベル60用と、レベル50用が存在しています。(以前はレベル50が最高レベルだったため)
コメント
こう言う記事は大変助かります。新規さん是非増えて欲しいですよね!
個人的には戦闘以外のコンテンツの紹介もやってくれたら、更に良いと思います。
ハウジングとか生産系とか、戦闘以外でも楽しめますよというやつです。お願いします!
ありがとうございます。
ずっと新規の方を増やせるような記事を書きたいと思っていたので。
戦闘以外の件、了解しました。
そういった面に触れた記事を書いてみますね。