FF14クラフターテクニック 仕事唄

今回は仕事唄に注目します。

仕事唄はマイスターアクションの基本とも言えるスキルで、これをベースに様々なアクションを使用することになります。

ただ、それらをまとめると相当長くなってしまうので、今回は「仕事唄」が持つ作業能力のみに注目します。

仕事唄

マイスター レベル55で習得
CP36
スタック数11から始まる「仕事唄」状態になる。
状態が高品質以上の時、ターン終了時にスタック数が1減る。
スタック数が0になると「フィニッシュワーク」が発動する。
また、スタック数が3の倍数の時に一部の作業系アクションの効率が上昇する。

まずは、「仕事唄」単体の能力を確認します。

「仕事唄」は独自のスタック数を持ち、条件を満たすとスタック数がどんどん減っていきます。

基本的には状態が高品質・最高品質になっているターンが終了すると、スタック数が1つ減ります。

他にも「会心の仕事」というアクションを行うことでも減らせます。

「仕事唄」はスタック数によって能力が変化するのですが、まずは「フィニッシュワーク」からです。

フィニッシュワーク
成功率50%
耐久を消費し、効率200で作業を進める

このアクションは「仕事唄」のスタック数が0になった瞬間、自動的に発動するアクションです。

効率200という高威力なアクションなのですが、非常に使いどころが難しいです。

そのポイントは成功率です。

基本の成功率は50%であり、かなり低いです。

「ステディハンドII」の効果があっても80%になり、100%にはなりません。

この100%でないというのが一番の問題なのです。

簡単に言うと、加工はどんなに失敗しても成功しても構いませんが、作業は成功し続けても失敗し続けてもダメだからです。

加工はどんなに失敗してもHQ率が上がらないだけで済みますし、HQ率が100%に達しても製作が終了するわけではありません。

しかし、作業は失敗し続けるとアイテムが完成しませんし、かといって品質が上がりきらない内に作業が成功してアイテムが完成するのも困ります。

「フィニッシュワーク」は成功率が80%までにしかならないので、完成までの計算が狂う可能性が出てくるのです。

せっかくHQ100%にしたのに、最後の最後で「フィニッシュワーク」に失敗するなんてこともあり得ます。

そのため「フィニッシュワーク」を使う場合は、何度も「仕事唄」を付加するような、マイスターアクションを全て使いこなしたアドリブでの製作の場合に使うことになると思います。

ただ、「ニメーヤの紬車」を使えば、耐久が30回復して「模範作業II」を3回できるんですよね・・・。

nymeias-wheel

ニメーヤの紬車
クラフター レベル57で習得
CP 18
「仕事唄」のスタック数に応じて、耐久を回復させる。

「ニメーヤの紬車」は「仕事唄」と同じくマイスターアクションの1つです。

このアクションは耐久を回復させることができ、もし「仕事唄」のスタック数が1~3であれば、耐久が30回復します。

耐久が30あれば「模範作業II」を3回行うことができ、これは「フィニッシュワーク」より多く工数が進み、しかも100%成功します。

しかも「フィニッシュワーク」は狙って発動するのが難しいのに、「模範作業II」であれば好きなタイミングで発動出来て、途中に別のアクションを挟むこともできます。

こうして考えると、「フィニッシュワーク」を使う利点が見当たらないんですよね。

CP0で効率200の作業を行えることだけが利点な気がします。

そのため、基本は「フィニッシュワーク」を発動させず、「ニメーヤの紬車」を使った方がいいと思います。

 

これだけ見ると「仕事唄」はあまり役に立たないスキルに思えますが、もう1つ大きな効果があります。

「仕事唄」のスタック数が3の倍数になっている時だけ、一部の作業系アクションの性能が上がるのです。

ちなみに一部というのは「模範作業II」や「突貫作業」のような通常の計算で作業を行うもので、ピース・バイ・ピースのような特殊な計算をする作業には効かないということです。

では、どれくらい強化されるのか確認してみましょう。

Lv60☆☆ 作業精度 867

工面算段II なし 工面算段II あり 工面算段II なし(仕事唄 3倍数) 工面算段II あり(仕事唄 3倍数)
模範作業II 123 206 174 291
突貫作業 256 429 307 515

通常時と仕事唄3倍時を比べてみると、模範作業IIは約1.4倍、突貫作業は約1.2倍の威力となっています。

さすがに工面算段IIを使用した時より数値は下がりますが、運よく3の倍数を維持したまま作業できれば、大きく工程を進めることができます。

 

次は、製作難易度が上がると何か変化があるかを見てみます。

Lv60☆☆☆ 作業精度 867

工面算段II なし 工面算段II あり 工面算段II なし(仕事唄 3倍数) 工面算段II あり(仕事唄 3倍数)
模範作業II 121 185 171 262
突貫作業 252 386 303 463

こちらも模範作業IIは約1.4倍、突貫作業は約1.2倍の威力になっていることは同じですが、問題は工面算段IIの数値です。

60☆☆と比べて数値が下がっています。

これは製作アイテムの難易度が高すぎるために、工面算段IIのレベル補正があまり効かなくなったためだと考えられます。

突貫作業はまだ少し差がありますが、工面算段IIありとなし(仕事唄3倍)の模範作業IIを比べると、ほとんど差がなくなっています。

おそらく、製作難易度が上がるほど基本の数値はあまり変わらなくなるのに、工面算段IIの効果は徐々に薄れていくというクラフターの仕様のせいだと思われます。

そのため、普通に模範作業IIを使った時の工数は少ししか減っていないのに、工面算段IIを使った時の工数が1割ほど減っているのです。

この仕様を考えれば、今後「仕事唄」が活躍する時が来るのではという期待を持つことができます。

60☆☆☆☆の難易度が来れば、この傾向はより顕著になるはずです。

「工面算段II」を使うより、「仕事唄」の3倍数でそのまま作業を続けた方が効率が良くなる時代が来る・・・かもしれません。

 

以上が「仕事唄」の作業能力のみに注目した内容となります。

基本は「フィニッシュワーク」を発動させないこと、スタック数が3の倍数の時に作業を進めることを中心に運用すれば、効率よく工数を進めることができると思います。

ただ、別記事でも書くのですが、仕事唄が3倍数の時には「会心の仕事」というアクションも使えるようになるため、どちらを選択するかは迷いどころです。

CPが余っていれば作業を、CPが足りなければ「会心の仕事」を行うというのが基本の方針でいいと思います。

あとは、上記であったように「仕事唄」3倍数で作業を行う必要性が出るかどうかですね。

次のパッチでマイスターアクションを使うかどうか分かりませんが、安い材料のアイテムでそろそろ練習しておいたほうがいいかもしれません。

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