今回は前回紹介しきれなかったアクションに注目します。
これである程度スキル回しの構成はできるようになるはずです。
特殊系の実例
アクション1つ1つに注目して、スキル回しに組み込むときにはどのように考えればいいかをやっていきます。
1、工面算段II
工面算段IIはレベル補正を緩和するアクションなので、高難易度の製作には必須です。
作業系か加工系のどちらかの前で使いますが、CPには限りがあるため、どちらを優先するか考える必要があります。
作業系にも加工系にも恩恵はありますが、やはり作業系を優先した方がいいと思います。
なぜなら、加工系には「インナークワイエット」があるからです。
たとえ高難易度であっても加工回数を増やせばどうにかなるので、工面算段IIは作業系を優先させたほうがいいと思います。
2、リクレイム
リクレイムは製作失敗時に材料が戻ってくる確率を90%にするアクションです。
これは保険としてではなく、完成時のHQ率が90%未満になりそうなら使用して、再チャレンジするために使うケースがほとんどです。
そのため、リクレイムを使うタイミングを考える必要があります。
(スキル回し終盤)
ステディハンドII (CP残り60)
ヘイスティタッチ
ヘイスティタッチ
グレートストライド ←ここ!
ビエルゴの祝福
模範作業II
ステディハンドIIを使った時点で残りCPが60になりました。
リクレイムはCP55なので、まだ使う余裕があります。
ここからヘイスティタッチを2回行ってビエルゴの祝福に向かうところですが、このグレートストライドを使う前に判断基準を決めます。
インナークワイエットのスタック数が基準を下回るなら、グレートストライドではなくリクレイムを使うようにするのです。
判断例
スタック数 8以上→グレートストライド
スタック数 8未満→リクレイム
結局は確率の話なので、HQ率が100%でなくてもHQが出来る可能性はあります。
ただ、リクレイムの確率は90%です。
HQ率が90%になりそうでなければリクレイムの確率の方が高くなるので、リクレイムを使うという判断ができます。
3、イノベーション
イノベーションの効果は以下の通りです。
彫金師 レベル50で習得
CP18
3ターンの間、加工精度を50%上昇する
加工を強化するタイプのアクションですが、注意するのは効率ではなく加工精度が上昇するという所です。
元々の加工精度が上がるだけなので、純粋に次の品質上昇が1.5倍されるわけではありません。
単純な1.5倍の計算よりやや弱めになるとイメージしてくれればいいと思います。
さて、加工を強化するアクションなので加工系の前に設置しますが、スキル回しに組み込むのは少し難しいです。
(スキル回し中盤)
ステディハンドII
イノベーション
ヘイスティタッチ
ヘイスティタッチ
ヘイスティタッチ
ヘイスティタッチ
マスターズメンドII
加工系はステディハンドと合わせて使うことが多いため、イノベーションを加えようとするとステディハンドの効果ターンを1つ無駄にしてしまいます。
上記のように、残り耐久が50であと4回しか加工できないような状況なら使ってもいいと思います。
(スキル回し終盤)
ステディハンドII
ヘイスティタッチ
イノベーション
ヘイスティタッチ
グレートストライド
ビエルゴの祝福
模範作業II
もしくはこのように、ビエルゴの祝福のためだけに設置するのもいいと思います。
ただ、CP18は「加工」と同じ消費CPでもあるので、「ヘイスティタッチ」を「加工」に変更して確実性を高めるというやり方もあります。
より強い加工か確実性か、どちらを選ぶかはプレイヤー次第です。
これで、だいたいのアクションは解説できたと思います。
あとはマイスターアクションですが、現状ではムリに使う必要はないと思います。
・マイスターアクションを使わなくても60☆☆☆を作ることが可能
・「〇〇師の魂」を使うには製図用紙が必要
・マイスターアクションを使わないため、全クラスで同じスキル回しが使える
などの理由があり、マイスターアクションを使う必要性がないからです。
今度60☆☆☆☆が追加される可能性がありますが、それでもマイスターアクションが必要かはわかりません。
今のところは通常で使えるアクション全てでスキル回しを考えていくのがいいでしょう。
今までの記事を参照して、自分なりのスキル回しを作っていってくれればと思います。
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