【FF14の誤解を解きたい】No.4 FF14の新規プレイヤーは予習しなくていい

前回は旧FF14と新生FF14は別のゲームであることを述べました。

【FF14の誤解を解きたい】No.3 旧FF14と新生FF14は別のゲームである
前回はFF14がギスギスしていない理由を述べました。 今回は「旧FF14」について述べたいと思います。 この旧FF14の存在がFF14に対する誤解を生む最大の理由になっている気がしますが・・・順を追って解説します。 まず、FF14のことを知...

今回はFF14は予習をしなければいけないゲームなのかどうかについて述べてみます。

FF14はなぜか予習しなければいけないゲームみたいに言われることがあるのですが、そんなことはありません。

ただ、その答えはイエスでもありノーでもあること。

通常のコンテンツと高難易度コンテンツをごちゃ混ぜにしてしまっていること。

これらがこの話をややこしくしている気がします。

そこで、1つ1つのポイントに触れながら順番に説明していきたいと思います。

予習が必要と言われる原因

FF14に予習が必要かどうか、現役プレイヤーにとってみればそれはイエスともノーとも言える話なので、単純にこうだと言うことはできません。

ただ1つだけ言えるのは、新規の方がプレイする時に最初からずっと予習しなければいけないゲームではない、ということだけは伝えたいと思います。

まずはその辺りの理由から触れてみます。

ギミック

FF14にはギミックというものが存在します。

戦闘システムはRPGを主体としたものなので、雑魚などの戦闘は他のRPGと大きく違うことはないのですが、ボス戦などにギミックという要素が存在します。

このギミックというのはどういったものなのか。

例を挙げてみます。

・雑魚が出現するとボスが無敵になるので先に雑魚を倒す

・ボスが強力な攻撃を繰り出そうとしているので岩陰に隠れる

・頭にマーカーが付くので、そのマーカーと同じ模様の床へ移動する

・足場がだんだん消えていくので、狭い足場で戦わないといけなくなる

要するにボスと戦いながら、いろいろな仕掛けをこなしたり、移動したりするわけですね。

初見プレイの時はこのギミックをいろいろと推理しながら戦うというのが楽しいです。

ただ、問題はこのギミックに失敗した場合です。

基本はよくないことが起こるので、防御力が下がったり、大ダメージを受けたり、ボスが強化されたりします。

予習しなければいけないと言われるのは、この辺りが原因の1つになっているのではないかと思います。

ギミックが前もって分かっていれば最適の行動をとれるので、戦闘がスムーズに行われ、コンテンツのクリアも早くなります。

戦闘がスムーズに終われば時間を無駄にしなくて済むと考えるプレイヤーがいるため、あらかじめ予習しておいたほうがいいという意見が出てくるのだと思います。

しかし、この内容を見ればやっぱりFF14は予習が必要なゲームじゃないかと思われるかもしれません。

実はそうとも言い切れないのです。

もっと大事な視点があります。

予習は誰のためにするのか

予習をしなければと言いますが、そもそも・・・誰のために予習をするのですか?

おそらくここで予習をすると言われるのは、既存のプレイヤーのために新規のプレイヤーが迷惑をかけないように予習をしておいたほうがいい、という意味だと思います。

でもそれもおかしな話なんですよね。

既存のプレイヤーは新規プレイヤーより知識も経験も上ですが、偉いわけではありません。

新規プレイヤーも同じFF14プレイヤーです。

同じ舞台に立つFF14プレイヤーなのに、新規プレイヤーが既存プレイヤーのために予習しなければならない義理はないはずです。

新規プレイヤーだって初めて行くダンジョンの仕掛けを何も知らずに楽しみたいはずです。

つまり、予習をするという問題はギミックというシステムがあるからとも言えますが、結局は人同士の問題なんですよね。

既存の全てのプレイヤーが新規は全く予習しなくていいよという意見であれば、こういった予習をするかどうかという問題は起きないはずです。

予習をしなければいけないというのは時間を無駄にしたくないと考える一部のプレイヤーの意見なので、新規の方には気にせず参加してくれたらと思います。

ただ、ここでもう1つ注意しなければいけないのが、新規の方もいろいろと工夫が必要になるということです。

新規プレイヤーが楽しむために

新規のプレイヤーはビギナーという若葉マークが付いています。

なので、初見であることを伝えれば、だいたいのプレイヤーは普通にプレイしてくれます。

しかし、やはりオンラインゲームなのでいろいろな人がいます。

初見がいるのにどんどん先に行くプレイヤー、ムービーを見る時間をスキップして戦闘に突入するプレイヤーなど、必ずしも気遣ってくれるプレイヤーばかりではありません。

それにオンラインゲームは自分の時間を使うのと同時に、他人の時間を使ってプレイするゲームでもあります。

自分のプレイで他のプレイヤーに無駄な時間を使わせたくないな、と考える人もいるでしょう。

新規の方は初見を楽しんで欲しいとは思いますが、それでも最大限楽しむためにいろいろ工夫できることはあると思います。

いくつか例を紹介します。


・敢えて予習する

自分にとって一番楽しめる形がマイナスなことが起こらないことであるなら、敢えて予習するのもありだと思います。

そうしてゲームを進めていって、最新コンテンツに追いつけばそこから先は全てのプレイヤーが初見です。

・ビギナーチャンネルを利用する

ビギナーチャンネルというのは新規のプレイヤー(ビギナー)が先輩プレイヤー(メンター)に分からないことを聞けるチャットのチャンネルです。

ここではアドバイス以外にメンバー募集に使ってもいいので、同じ初見プレイヤーを集めたり、メンターに同行してもらうことで安心して初見プレイをすることができます。

・FCメンバーやリアルフレンドと一緒に行く

FF14はダンジョンに突入する時にCF(コンテンツファインダー)を使用します。

【FF14を紹介する】No.8 CF(コンテンツファインダー)
このシリーズでは、新規の方にFF14の現状を知ってもらい少しでも興味を持ってくれたらと思い、書いています。 前回はマクロについて触れました。 今回はCF(コンテンツファインダー)というシステムについてです。 今回のテーマ CF(コンテンツフ...

これはランダムでプレイヤーを集める機能なので、見知らぬ人と一緒にプレイすることになります。

見知らぬ人が相手なのでどういう展開になるか分かりません。

そこで、FC(ギルドやチームのようなもの)メンバーやリアルフレンドといった見知った相手であれば事情が分かっているので、初見プレイでも問題ありません。


要するに自分が最大限楽しめるやり方を探してみるのがいいということですね。

ゆっくりと初見プレイを楽しむことが一番だと思うのであれば、そういうメンバーを集めるのがいいと思います。

多少ギミックの内容が分かってもどんどんゲームを進めることが一番楽しいと思うなら、そういうやり方でもいいでしょう。

もちろんそのままCFで初見プレイをしてもいいですね。

ただ、出会う人によって展開は変わると思うので、それでもこの方法が一番楽しめると考えるなら、それでいいと思います。

高難易度コンテンツ

あとはちょっと余談になりますが、高難易度コンテンツにも触れてみます。

FF14は予習をしなければいけないと言われるもう1つの原因は、この高難易度コンテンツにもあると思います。

高難易度コンテンツは通常のコンテンツと比べてギミックが苛烈です。

1ミスでパーティが全滅し兼ねないものもあります。

ただ、FF14の高難易度コンテンツで全滅することはよくあることであり、全滅したからといって何かがマイナスされるようなゲームでもありません。

そして、その時の失敗を元にさらに次へ進んでいくという、ちょっとずつ先へ進んでいくゲームでもあります。

ではなぜ高難易度コンテンツは予習が必要と言われるのか?

簡単に言うと、予習してもクリアできないからです。

発動するギミックが全て分かっていても、そのギミックをこなすのが大変なのです。

ボスにダメージを与えながら攻撃を避け続けてさらにギミックをこなして・・・ともかく忙しく、ともかくシビアです。

これをギミックを全く知らずに初見で最後まで行くのは至難の業です。

そのため、高難易度コンテンツをクリアするために予習が必要なので、FF14は予習が必要だと言われるのではないかと思います。

ちなみに念のため言いますが、これは高難易度コンテンツの話です。

通常のコンテンツは全員初見で突入しても充分クリア可能です。

また、新規の方は知らずに高難易度コンテンツに参加してしまうのではないかと不安に感じる方もいるかもしれませんが、ストーリー上で行くコンテンツは全て通常のコンテンツなので、大丈夫です。

高難易度コンテンツと言われる極蛮神、大迷宮バハムート、アレキ零式は全てサブクエストをクリアすることで解放されるものばかりなので、これらのコンテンツに行かなくてもゲームは進行できます。

この高難易度コンテンツの話を、通常のコンテンツの話とごちゃ混ぜにして勘違いしないで欲しいということだけは言いたいと思います。

まとめ

・通常のコンテンツは全員初見でもクリア可能

・高難易度コンテンツは予習してもクリアできないくらい難しいので、予習が必要と言われている

・新規のプレイヤーは初見でダンジョンに行っていいと思う

・楽しむことが大事なので、ダンジョンへの挑戦の仕方を工夫すればより楽しむことができる

高難易度コンテンツの予習が必要という話がゲーム全体の話であるように勘違いされていること、新規のプレイヤーが予習していれば戦闘がスムーズに進むこと、これらがFF14は予習が必要なゲームだと思われる原因になっているのではないかと思います。

ただ、新規のプレイヤーが初見プレイを楽しむ権利も充分あると思いますし、新規プレイヤーが参加しても普通に対応するプレイヤーがほとんどだと思います。

新規のプレイヤーは初見でどんどん参加してもいいですし、ちょっと工夫すればもっと楽しめるはずです。

予習するかどうかあくまでも手段の1つだと思うので、一番自分が楽しめる形を選んでくれたらと思います。

 

コメント

  1. 37 より:

    初心者(ビギナー)がみて何処からが高難易度コンテンツか指標を書いといた方がいい気がします
    具体的にバハや極蛮神、零式アレキとか例だすと良いかなと

    その中でも新生などの極蛮神はビギナーの状態でも真蛮神を倒すので自然と解放されます
    そのため知らず知らずのうちに行ってトラブルになりそうだなと思ってます

    • ハチメン より:

      補足させていただきました。
      ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました