今回は緩和に注意するということをテーマにしてみます。
FF14は新規プレイヤーなどが進めやすくするために徐々に緩和を入れるケースが多いのですが、それ自体が金策に影響することもまた多いです。
難易度の緩和、入手方法の緩和など、緩和のやり方は様々です。
それでは、最近起きたケースなどを例にして色々触れてみます。
緩和に注意する
入手方法の緩和
一番分かりやすいのが制限解除ですね。
例えば極蛮神戦では素材や譜面が入手できるので、制限解除によって周回がしやすくなります。
現在は紅蓮編のコンテンツは制限解除で参加することができませんが、次の拡張版実装時には制限解除で参加できるようになるはずなので、その時はコンテンツで入手できるアイテムが値下がりする可能性があります。
そのため、これらのコンテンツで入手できるアイテムで稼ぐなら今のうちということになります。(ただ、拡張後初期なら入手しやすい割には高く売れるという状況になる場合もありますし、どちらにしろ参加人数がどれくらいかということなので、いつ売るかという判断は難しいですが)
また、最近起きた緩和と言えば、アメノミハシラ実装によるミニオンの入手の緩和です。
ミニオンの中には入手が難しいものがあり、例えばドワーフラビットはアクアポリスでのドロップでしかも出現率が低くなかなか入手ができませんでした。
実際、半年前に書いた前回の金策の手引きでは供給数が少ないことを利用して稼ぐという記事を紹介しましたが、これが緩和によって値段がどうなったかというと・・・。
バハムート緩和前 | バハムート緩和後 | |
ハンティング・ホーク | 1,100,000 | 24,000 |
コロコロポックル | 520,000 | 15,000 |
モルフォ | 740,000 | 74,000 |
ドワーフラビット | 3,000,000 | 40,060 |
うり坊 | 590,000 | 18,000 |
全て数万ギルへ値下がりしています。
これらのミニオンはアメノミハシラの埋もれた財宝から出現するようになったため、入手方法の緩和により値下がりが起きたということになります。
供給数が少ないので高値を維持していると思っていると、急にこんな緩和が入り、値下がりが起きてしまうというケースもあるわけですね。
他にも、最近の入手方法の緩和としてギャザクラ用のハイマテリジャもこれに該当します。
元々ギャザクラ用ハイマテリジャは錬精やマテリア合成くらいしか入手方法がなかったため、半年ほど前は名匠のハイマテリジャや巨匠のハイマテリジャなどが30万ギルほどで取引されていました。
ところがパッチ4.3でギャザクラスクリップ:黄貨と交換が可能になり、ある程度入手しやすくなったため、今では値段はその1/3程度になっています。
ただ、パッチ4.3実装当初はギャザクラ装備の実装により逆に値上がりしていたので、緩和がそのまま値下がりに直結するというわけでもありません。
緩和によって値段と需要がどうなるかを予想して動かないといけないわけですね。
レシピの緩和
また、緩和はレシピに対しても行われます。
ブラックウィロー材などの新式素材はパッチ4.3で生産量が2倍になったため、マーケットでの取引価格が下がっています。
ただ、新式素材はパッチ4.2新式装備やパッチ4.3で実装された新ギャザクラ装備の材料となっているため需要から考えると稼げるアイテムです。
値段が安くなった分、回転率も上がっているので、こちらはさほど影響がなかったりします。
一方、パッチ4.2でアストラルオイルは生産量が4倍になったため、こちらもマーケットでの取引価格が下がりました。
さすがに1→4個の生産ともなると値下がりは避けられないため、こちらは以前ほどの稼ぎはでなくなっています。
また、難易度そのものが緩和されるケースもあります。
鬼師・山師装備の1つ前のギャザクラ装備であるアラミガン装備はパッチ4.3で製作難易度が緩和されました。
難易度が簡単になると作れるプレイヤーが増えるため、値下がりが予想できます。(と言っても今からアラミガン装備を買う理由もあまりないので、どちらにしても値下がりはしますが)
コンテンツの追加
そして、緩和とはちょっと違うのですが、新コンテンツ実装によって特定のアイテムの排出が増えるというケースもあります。
アメノミハシラだとアラガントームストーン:万物が該当します。
新コンテンツは参加者が多いため、そのコンテンツで入手できる報酬が大量にマーケットに流れ、取引価格に影響を与える場合があります。
アメノミハシラは21F~30FをクリアするとLv70なら万物が60個もらえ、31F以降も1層クリアごとに万物が60個もらえます。
しかも周回に向いているコンテンツのため、どんどん万物が排出された結果、万物素材の値段が下がってきています。
パッチ4.3当初は万物素材がギャザクラ装備製作のために必要とされていたので比較的値段が高騰していたのですが、万物が大量に排出されたために値下がりしているということになります。
対策
このように、FF14は様々な緩和が行われるため、今まで稼げていた商材がバージョンアップを境に稼げなくなるケースが出てきてしまいます。
では問題はどう対策を取ればいいかですね。
残念ながら具体的な対策を取るのは難しいです。
例えばマテリアはレイド実装パッチは戦闘用が、ギャザクラ装備実装パッチはギャザクラ用が売れるので、その時に出品すれば稼ぐことができます。
しかし今回のようにギャザクラ用ハイマテリジャの入手方法が緩和される場合がありますし、戦闘用もいつ新たな入手方法が増えるか分かりません。
例えば、蒼天編の蛮族クエストでマテリジャが入手できるようになるだとか、次のエウレカ:パゴス編で戦闘用マテリアがかなり排出されるだとか、いろいろなパターンが考えられます。
結局パッチごとに大きな変化が訪れるため、それに合わせて独自に予想して行動していくしかありません。
ただ、物によっては過去のコンテンツからある程度予想することができます。
私もうっかりしていたのですが、今回のアメノミハシラでミニオンが排出されるということを予想できなくもなかったんですよね。
ディープダンジョン「死者の宮殿」では埋もれた財宝から他のIDのミニオンが入手可能でした。
それと同じことが行われると考えれば、アメノミハシラでも他のミニオンが入手できると予想できたわけです。
ただ、どのミニオンが入手可能になるか分からないですし、どうしようもなかったといえばどうしようもなかったと思います。
次に実装されるコンテンツはエウレカ:パゴス編ですが、アネモス編と同じ流れだと考えると既存のミニオンが入手できる可能性は低い方です。(アネモス編で入手できるミニオンは全て新アイテムだったため)
しかし緩和されていないミニオンはまだあるので、絶対とは言えないですね。
こうして過去のコンテンツを参考にして、既存の高額アイテムが緩和されるかどうかを予想して動いていくしかないと思います。
コメント
良い記事をありがとうございます。いつも楽しみにしております。