ザ・フィーストのシーズン5が開幕しました。
これは44フィーストで行われる戦いで、88フィーストと違ってランキング形式でレートを競うものとなっています。
(以下、44フィーストは44、88フィーストは88とする)
シーズン5が今までのシーズンと大きく違う点は、スキルが一新されPvP専用スキルで戦うようになったということですね。
しかも全スキルがホットバー1つに収まるようになったので、操作しやすくなっています。
そんなわけで、もっとフィースト参加者が増えればいいなということで、44のポイントを10個にまとめてみます。
正直言ってランクマッチに参戦するのはシーズン5が初めてで、まだまだブロンズなったばかりの状態なのでいろいろおかしい点があるかもしれませんが、気づいたことや初めて参戦する人が気を付ける点などを記してみます。
44フィースト 10個のポイント
ルールなどはこちら
http://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/playguide/pvpguide/
スキルはこちら
http://jp.finalfantasyxiv.com/jobguide/pvp/
ウルヴズジェイルの木人を叩く
88に行っているならある程度は大丈夫ですが、もしフィーストやPvP自体が初めての場合は、いろいろ確認や準備を行った方がいいです。
まずはスキルの確認です。
現在のPvPのスキルはPvP専用の効果となっており、これらのスキルは通常では試すことができません。
ウルヴズジェイルに行くとホットバーがPvP用に切り替わるので、ここならPvP用スキルをいろいろ試すことができます。
なぜわざわざ試すかというと、スキルの効果やコンボがPvEと全然違っているからですね。
詩人は詩心がたまる条件が違いますし、竜騎士はコンボが繋がる条件が違いますし、学者もフェアリーを常に召喚することはできません。
スキルを知らずに戦うとそのジョブの性能を引き出せず、例えるなら技表を全く見ずに格闘ゲームをするようなものなので、まずは自分がやりたいジョブがPvPではどういうスキルでどういう効果になっているかを確認することが大事です。
木人を叩くことでコンボの繋がり方を見たり、様々なスキルを使うことでリキャストタイムを確認したり、技表を見ながら1つ1つスキルを確かめた方がいいですね。
次に、ホットバーの空いているところにクイックチャットやマクロ(後述)を入れるという準備を行います。
44フィーストはたった4人で戦わなくてはいけないので、パーティの意思を揃えることが大事です。
残り時間が少ないなら戦うより逃げた方がいいこともありますし、ノックアウトを狙うために誰を集中攻撃するかそのタイミングを計ることもあります。
そういった指示はどんどん飛んできますし、最初は指示に従うことでフィーストに慣れていけばいいですね。
後はロールごとに適したクイックチャットなどが違っているので、自分のロールはこういう情報を伝えなければいけない、こういう指示を出さなければいけないというのを覚えていけばいいです。
そして、特性やアディショナルアクションの選択も必要です。
44では攻撃だけでなく防御も重点を置かなければいけないので、あまり攻撃重視の構成にしない方がいいと思います。
これもロールごとに適したものが違うので、同じように何度か参戦して徐々に調整していきます。
実は近接ゲー
ではここからは各ロールごとの話に移ります。
44はヒラゲーと言われていますが、個人的には近接ゲーだと思います。
タンク・ヒーラー・近接・遠隔、全てのロールが大事ですが、近接の良し悪しはかなり勝敗の行方を左右すると思います。
まず、44では近接は相当な火力を出せるというのがその理由です。
88では遠隔がかなり強く、近接はなかなか近づけない状況が多かったのですが、44だと近接はかなり自由に戦えるため、ノックアウト狙う主力として活躍することができます。
ただ、ノックアウトを狙う主力ということは、それだけ働きを求められるのも近接だということになります。
例えば、どの敵を倒すかという指示も近接が出すケースが多いですね。
近接は敵に近づいて攻撃する必要があるため、近接が攻撃態勢でなければ遠隔もそれに攻撃を合わせることができません。
そのため、バーストと呼ばれる指示も近接が出すことになります。
バーストというのは近接が出す高威力の攻撃に合わせて遠隔が攻撃を合わせることで、一気にHPを減らすことで回復させる暇なくノックアウトを狙うというやり方です。
44をやっていると時々ターゲットマーカーで5→4→3→2→1→○というのを見かけることがありますが、これがバーストの合図ですね。
/mk attack5 <t> <wait.1>
/mk attack4 <attack5> <wait.1>
/mk attack3 <attack4> <wait.1>
/mk attack2 <attack3> <wait.1>
/mk attack1 <attack2> <wait.1>
/mk circle <attack1>
近接はこういった指示をマクロで出したり、全力で攻撃しましょうという指示を出したり、次に狙うロールを指示したり、ノックアウトを狙うためにスキル回しも指示も両方行っていくなかなか大変な役割となっています。
フィースト初心者には慣れないうちは大変だと思うので、最初は遠隔などで練習して近接の動きや指示を学びつつ、そこから近接を選んでいってもいいと思います。
遠隔はあらゆるものに動きを合わせる
一方、遠隔は88と立ち回りを大きく変えなくてはいけません。
88では複数の遠隔で弾幕を作ることで近接を近寄らせないといったことも可能でしたが、44ではそんなわけにはいきません。
常に近接に命を狙われるといってもいいぐらいの状況になるので、攻撃だけでなく自分の身を守ることも大切です。
近接から逃げ回り近接から距離を取る、ただしヒールを受けれるようにヒーラーの近くも確保する、それでいて攻撃も常に行う。
そういった立ち回りが求められます。
そのため、アディショナルアクションも攻撃系より防御系を取った方がいいですね。
耐久が低く真っ先に狙われるので、それを切り抜けるためのスキル回しや立ち回りが大事です。
そしてもう1つの大事なことが、近接のバーストに攻撃を合わせることです。
フィーストはどんなにダメージを与えてもノックアウトできなければメダルを奪うことはできません。
そのため、ノックアウトを狙うために近接の高威力の攻撃に合わせて、遠隔も高威力の攻撃を撃ちます。
遠隔は距離が開いていても攻撃を行うことができるので、バーストに合わせやすいわけですね。
遠隔は常にバーストに合わせれれるように準備をしておくことと、バーストを成功させるために生き残ることを考えます。
ヒーラーは大変
88もですが、44のヒーラーはもっと大変です。
パーティにヒーラーは自分一人なので、ヒーラーがどう立ち回るかで勝敗も大きく変わります。
MPの管理、パーティメンバーの位置に合わせて自分も移動、そして大事なのがこちらもバーストです。
向こうがバーストを行ってくるので、こちらもそれに合わせて回復します。
ただ、口で言うのは簡単ですが、実際にやるとなると相当難しいです。
うまい人は相手の近接の動きから予想したり、バリア系スキルを使ったり、いろいろ工夫できるみたいなので、あとは練習だと思います。
他にも、狙われているメンバーをいち早く察知して回復を厚めにしたり、残りMPの報告をしたり、自分が狙われた時にどう切り抜けるか考えたり、ヒーラーもただ回復するだけでなくやることはいっぱいあります。
特にタンクですね。
せっかく回復しようとしても敵タンクがいいところで邪魔をしてきます。
ちょっと回復が遅れるだけで味方は落ちてしまう可能性があるので、アディショナルアクションで対策をしたり、あらかじめ敵タンクがいないところへ移動したり、回復をメンバーに届けるために立ち回りも大事です。
タンクは職人
タンクの動きはあまり目立ちませんが、全ロールの中でもかなり職人的な動きをするため、こちらも重要です。
基本はヒーラーなどの妨害ですね。
沈黙やスタンなどでヒーラーを足止めし、その間にDPSがノックアウトを狙います。
もちろんこちらもバーストに合わせてその行動ができれば、威力は絶大です。
こちらのバーストならヒーラーを足止めする、逆に向こうがバーストを仕掛けてきそうならDPSを足止めする、そういった行動が求められます。
ただ、こういった妨害系スキルは一定時間耐性を付けてしまうので、大事な時に耐性が掛かっていないように使うタイミングを気を付ける必要があります。
それに火力が出せないわけではないので、時には防御スタンスをうまく切り替えてバーストに参加し、ノックアウトを狙うこともあります。
あとはメダルの管理ですが、必ずしもタンクにメダルを集中させればいいわけではないので、メダルを取り過ぎないことも重要です。
味方DPSをしっかりサポートしつつ、時には敵DPSを足止めしてヒーラーを守ったり、攻撃に参加したりとタンクも忙しいロールとなっています。
メダルの取得
44では総ダメージ量はあまり重要ではありません。
実際、総ダメージ量ではかなり負けていても勝利したケースが何度かあります。
では何が大事かと言うとメダルの配分です。
勝利条件は相手チームより多くメダルを持っていることだけなので、何度ノックアウトされようが最終的にメダルが多ければ勝ちになります。
そのため、メダルをどう配分していくかが大事になります。
あくまでも個人的な目安ですが、メダルのバフの限界ラインは
タンク 4
ヒーラー 1
近接 2
遠隔 1
くらいだと思います。
これ以上増えるとかなりノックアウトされやすくなるので、一人が集中して集めないようにしたいです。
逆に言えば、相手がこれ以上のメダルバフが付いていたらノックアウトしやすいと言えるので、その対象に集中攻撃をかけていきます。
ただし、ただ単にメダルバフの多いキャラを狙うのではなく、あくまでも近接などが付けたターゲットマーカーに合わせた敵を狙います。
攻撃をバラけさせるといつまでたってもノックアウトすることはできませんし、その間にこちらのメンバーがノックアウトされてしまいます。
どのロールであっても一人欠けるだけでかなりキツイ状況になるので、メダルのバフは狙う要素の1つではありますが、近接と遠隔が同じ敵を攻撃するということは基本として進めたいです。
ところで、問題なのはメダルの取得順ですよね。
コメント欄でもいろいろ書いていただいていますが、単純にメダルバフが付いても耐えられるかどうかだけでなく、ノックアウトされたらヤバいロールには持たせないことも重要なようです。
まず、メダル取得数よるバフやダメージ上昇率は以下のようになっています。
バフ1 150枚 ダメージ上昇率 12%
バフ2 170枚 ダメージ上昇率 24%
バフ3 190枚 ダメージ上昇率 36%
バフ4 200枚 ダメージ上昇率 48%
バフ5 210枚 ダメージ上昇率 60%
バフ6 220枚 ダメージ上昇率 72%
バフ7 225枚 ダメージ上昇率 84%
バフ8 230枚 ダメージ上昇率 96%
バフ9 240枚 ダメージ上昇率108%
バフ10 250枚 ダメージ上昇率120%
フィースト開始後、誰かをノックアウトするだけでメダル50枚取得するので、必ずメンバーの誰かがバフ1になるわけですね。
最初はタンクが取って影響を少なくして、そこから徐々に他のメンバーも取っていく形になります。
ただ、ヒーラーが落とされるとそのままパーティ全体が崩壊しかねないので、ヒーラーはメダルを取得するにしてもバフが付かない程度に集めるのが良さそうです。
逃げるのは後ろではなくヒーラーの所
フィーストに慣れない内はついやってしまうのですが、敵に狙われたら逃げるのは後ろではなくヒーラーの所を目指します。
特に遠隔は近接に執拗に狙われます。
動くスピードは同じですし、近接の方が火力も耐久力もあるので、逃げた場合はまず勝ち目がありません。
回復さえもらえればある程度はしのげるので、回復が届く範囲に必ずいるようにして、ヒーラーから離れてはいけません。
逃げる時は回復が届く範囲で上下左右に動いて近接を振りほどくことを狙います。
それに気づいたタンクが近接を足止めしてくれることもありますし、その間に味方の近接が敵を仕留めてくれることがあるので、遠隔はとにかく耐えることが必要です。
試合中は常にヒーラーの位置を気にして、逃げる方向をあらかじめ把握しておいた方がいいですね。
ヒーラーに鎖などのターゲットマーカーを付けて分かりやすくするのもいいと思います。
倒す順番
倒す順番は基本的には、
遠隔→ヒーラー→タンクか近接
という順が多いです。
まず、遠隔を最初に狙うのは一番耐久力が低いということと、近接はだいたいオフェンスキットとディフェンスキットを取ることが多いので後回しにするというのが理由です。
そして遠隔を落とすことで弾幕が薄くなり攻撃しやすくなるので、そのままヒーラーを落とすことを狙うという感じですね。
ヒーラーさえ落としてしまえば復活までは回復手段がほぼないため、集中攻撃をかけてタンクや近接を落としていきます。
あとはうまくメダルを維持しつつ、再び遠隔などを狙っていくという感じになります。
逆に劣勢になった場合は相手が多くメダルを持っているので、メダルバフがついている相手を狙っていくことになります。
ただこれも制限時間を考えると必ずしも正しくないので、メダルの差などの状況から狙う相手を決めていきます。
最初は誰から攻撃すればいいか分からないと思うので、基本はターゲットマーカーがついた敵を狙っていくことから始めていけばいいですね。
タイムスケジュール
時間経過ごとに補助アイテムがもらえるボックスが出現します。
これは出現時間が決まっているので、出現すればなるべく破壊し、アイテムの入手を目指します(ボックスのHPを半分以上減らせばアイテムの所有権がもらえる)
88では無視されがちなこのボックスですが、44ではほぼ必須です。
少しでも有利に進めるために時間経過にも気を配り、ボックスの破壊を狙います。
・8:00(開始) オフェンスボックスとディフェンスボックスが出現
基本は近接が両方とも取ります。
遠隔はすぐ落とされることが多いのであまり取る意味がなく、タンクも基本は無視されるので取る意味がないですね。
近接を強化することでノックアウト狙っていくというのが大事だと思うので、やはり近接が取るケースが多いです。
・6:00(2分経過) アドレナリンボックスが2個出現
基本は近接が取ります。
近接のアドレナリンラッシュ(ロウディストラクション)は威力8000の超高威力なので、ノックアウトを狙うためにも必須です。
近接がアドレナリンキットを取ることでロウディストラクションの発動を早めることができます。
・4:00(4分経過) ウルフハートボックスが出現
ウルフハートキットはMPリジェネ・TPリジェネ・移動速度アップの3つの効果を得られます。
近接かヒーラーどちらかが取ります。
これは試合ごとにケースが違いますね。
というより、まだどちらが取ったほうがいいか正解が分かりません。
かなり強力な効果を持つアイテムで、敵に取られないだけでも重要なので、どちらにせよ破壊を目指します。
・2:00(6分経過) アドレナリンボックスが2個出現
もちろんこちらも基本的には破壊を目指します。
ただ、アドレナリンキットを取ってもロウディストラクションが間に合わないケースがあるので、ヒーラーが取ることもありますし、この辺りはケースによります。
どちらにせよ相手チームに取られないことも重要なので、やっぱり破壊します。
最後まで油断しない
そして、一番重要なのがこれです。
もう何度、制限時間残り10秒で勝ったり負けたりしたことか・・・。
44は88と違って充分逆転が可能なコンテンツとなっています。
それはメダルの割合が違うからですね。
88では800枚を100枚ずつ分けているので、制限時間直前で誰かノックアウトされても割合としては1/8に影響があるだけです。
しかし、44は400枚を4人で分けているので、誰かノックアウトされるだけで全体の1/4に影響があるのです。
そのため、最後に誰か一人倒れるだけで勝敗がひっくり返ることがよくあります。
特に負けている方は必死で攻撃を仕掛けてくるので、うまく対処できなければ、それだけで負けにつながります。
最後まで油断せず、攻撃する相手や立ち回り、使うアディショナルアクションなどいろいろ注意する必要があります。
そしてこちらが負けていて制限時間残り1分切っていても逆転の可能性があります。
さすがに敵陣の奥の方へ逃げられた場合は仕留めるのが難しいですが、遠隔一人落とすだけでも勝てる可能性があるので、最後まであきらめずに戦うことが大事です。
コメント
ヒーラーにメダル持たせるとか正気か
ど、どうなんですか実際は!?
まだまだ勉強中なのでコメント頂けるとありがたいです。
優先度は低いけどヒラも普通にメダル持ちますよー
コメントありがとうございます。
ヒラもメダルを持たないわけではないが、優先度が低いとのことなので、基本的にはヒラはメダルを取らないのが一般的みたいですね。
この辺りをちょっと加筆してみます。